千葉城跡

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

種類 史跡
アクセス モノレール県庁前駅から徒歩6分。本千葉駅から徒歩10分。駐車場あり。
概要 千葉城跡は千葉市中央区の亥鼻公園を中心として区域で、千葉氏の居館である千葉城(亥鼻城)があった場所といわれている(正確な位置は不明)。
現在、亥鼻山と呼ばれる台地の上に城郭建築が建っているが、これは1967年(昭和四十二年)に建てられた近世風の城であり、千葉氏時代の城館を復元したものではない。
この城の内部は千葉市郷土資料館となっており、公園内には千葉県文化会館、千葉県立中央図書館といった文化施設もあり、桜の名所として有名。
見どころ いのはな亭千葉市郷土資料館お茶の水七天王塚
拝観時間 園内自由
拝観料 入園無料
サイト なし
住所 千葉県千葉市中央区亥鼻

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千葉城跡・亥鼻公園周辺の見どころ

いのはな亭

いのはな亭は亥鼻公園内にある茶室で、名物の「いのはな団子」や抹茶をいただくことができる。また周囲にはは日本庭園があり、梅、ツバキ、ハギなどが植えられている。

千葉市郷土資料館

城の内部にある資料館で、千葉県の歴史や民俗にまつわる展示がなされている。
開館時間は9時から17時(入館は16時30分まで)、月曜・祝日休館、入館は無料となっている。

公園内には100本を超えるソメイヨシノが植えられており、開花時期にはライトアップも行われて、多くの花見客で賑わう。

お茶の水

公園の一角にある湧き水のこと(といっても現在は枯れている)。
千葉常胤が源頼朝を迎える際のこの水を使ってお茶を立てたという伝承からこの名があり、千葉一族は代々この水を産湯水として使用したと伝えられている。近くには小さな不動堂がある。

七天王塚

亥鼻公園に隣接する千葉大学医学部構内にある7つの塚の事。
千葉氏が信仰が信仰した妙見菩薩=北斗七星を祀ったものとも、平将門とその仲間(あるいは兄弟、影武者)である6人の武者の墓ともいわれている。

歴史

千葉氏は桓武平氏の流れを引く当地の豪族であり、はじめ大椎(現千葉市緑区大椎町)を拠点としていたが、千葉常重(1083-1180年)の代にここ亥鼻に移ったといわれている。
常重の子常胤は頼朝の挙兵に加わり鎌倉幕府で重きをなし、当地は千葉氏の本拠地として栄えたが、1455年(康正元年)に起きた一族の反乱により城は焼かれ廃墟となった。
千葉氏の築いた城は、近年の発掘調査から、現在の城(千葉市郷土資料館)ではなく、千葉地方裁判所付近を中心とするものだったともいわれているが、遺構はほとんど残っておらずはっきりした位置はわかっていない。

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アクセス

県庁前駅から

千葉都市モノレール県庁前駅改札を出て県道20号線を左に進み、「県庁本部前」の信号機で右折。所要時間は徒歩約6分。

本千葉駅から

JR外房線本千葉駅東口のロータリーを抜けて県道20号線を右に進み「県庁本部前」で右折。所要時間約10分。

駐車場

公園内に無料の駐車場があるので車の場合はこれを利用。ただし花見のシーズンは満車になることもある。

 
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