中山法華経寺

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(日蓮宗)
アクセス 京成中山駅から徒歩10分。JR下総中山駅から徒歩15分。駐車場あり。
概要 法華経寺は市川市中山にある日蓮宗の大本山寺院。
千葉氏の家臣で下総国八幡荘の領主だった富木胤継(常忍、日常)が迫害されていた日蓮を迎えて建てた法華寺と、同じく日蓮に帰依した太田金吾(乗明)が中山に建てた本妙寺が起源であり、この両寺が1331年(元徳三年)以降同じ境内に同居するようになり、1545年(天文十四年)に合併して法華経寺と名乗るようになった。
境内には法華堂、五重塔など貴重な建造物が多く、日蓮筆の「観心本尊抄」、「立正安国論」(共に国宝)など貴重な寺宝も多い。また桜の名所としても知られ、春には花見客で賑わう。
主な行事には、節分会(2月3日)、大荒行満行会(2月10日)、花まつり(4月8日))、大荒行入行会(11月1日)、納めの子育祭(12月28日)、除夜祈祷会(12月31日)があり、特に荒行はその激しさで有名。
見どころ 四足門法華堂五重塔祖師堂鬼子母神堂浄光院奥之院
拝観時間 9時~17時
拝観料 境内自由
サイト なし
住所 千葉県市川市中山2-10-1

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法華経寺の見どころ

四足門

法華堂の前に建つ門。室町時代の建築物で、もともとは鎌倉の愛染堂にあったものを文永年間(1264-1275年)に移築したものという。重要文化財に指定。

法華堂

法華経寺の本堂にあたる正面五間側面四間、入母屋造銅板瓦棒葺の建物。
富木常忍が建てた法華堂が元といわれ、現存する建物は室町時代に再建されたもの。日蓮宗本堂建築として最古のものであり、重要文化財に指定されている。

五重塔

本阿弥光悦が父光徳と母妙光の供養のために加賀藩主前田利光の支援を受けて1622(元和八年)に建てた塔。
千葉県内では唯一の江戸時代から残る五重塔であり、重要文化財に指定されている。総高31.6m、内部には木像釈迦如来坐像、多宝如来坐像を安置する。

祖師堂

法華堂の隣に位置する巨大な御堂で、現存の建物は1678年(延宝六年)の再建。扁額は本阿弥光悦の筆によるもので、堂内には日蓮聖人像を安置する。

鬼子母神堂

太客殿の奥に位置する建物で、日蓮自刻と伝えられる鬼子母神像を安置する。

奥之院

少し離れた若宮2丁目にある建物。建っている場所は富木胤継が居館内に建てた法華堂の跡地であり、境内には胤継の墓がある。

浄光院

法華経寺の塔頭のひとつ。日蓮が読誦している様子を描いた絹本著色日蓮聖人像(重要文化財、通称「水鏡の御影」)や絹本著色十羅刹女像(千葉県重要文化財)を所蔵する。

御朱印(御首題)

種類 ①「鬼子母尊神」、②「大祖師堂」、③「万願弁財天」、④「刹堂」、⑤「北辰妙見大菩薩」、⑥「南無妙法蓮華経」
入手場所 ①本院、①祖師堂、③奥の院、④刹堂、⑤妙見堂。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。
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アクセス

京成中山駅から

京成中山駅改札を出て目の前の道路を左へ進めば入口が見えてくる。山門までは約5分。

JR下総中山駅から

JR総武線下総中山駅北口を出てロータリー正面の県道203号線を直進する。山門までの所要時間は約10分。

 
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