日本寺

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(曹洞宗)
アクセス JR内房線保田駅から徒歩約40分。または浜金谷駅で下車し鋸山ロープウェイを利用。駐車場あり。
概要 日本寺は千葉県安房郡鋸南町にある曹洞宗の寺院(なお香取郡多古町にも日本寺という寺がある)。
寺伝によれば725年(神亀二年)に聖武天皇の勅願で行基が創建したといい、はじめ法相宗に属したが857年(天安元年)に慈覚大師が訪れて天台宗となり、1674年(正保四年)には曹洞宗の寺となった。
1939年(昭和一四年)に起きた火災の影響などで古い建物はあまり残っていないが、鋸山山中にある境内には石仏が散在し、ハイキングしながら拝観することができる。
見どころ 仁王門梵鐘頼朝蘇鉄千五百羅漢大仏百尺観音地獄のぞき
拝観時間 8時~17時
拝観料 大人600円、小人400円、団体割引あり。
サイト http://www.nihonji.jp/
住所 千葉県安房郡鋸南町元名184

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日本寺の見どころ

仁王門

境内位置に位置する門で、1694年(元禄七年)の再建。
左右に安置される仁王像は慈覚大師の作と伝えられ、掲げられている「乾坤山」の額は李氏朝鮮末期の王族李埈鎔の筆という。

梵鐘

呑海楼の鐘楼に吊るされている梵鐘は元享元年(1321年)の銘を持ち国の需要文化財となっている。
元は下野国佐野庄(栃木県佐野市)の天宝寺に寄進されたものといい、鎌倉の浄妙寺を経て当寺の鐘となった。

頼朝蘇鉄

呑海楼の近くにある巨大なソテツの事で、石橋山の戦いに敗れて千葉に逃れた源頼朝が再起を願って手植えしたものと伝えられる。

大仏(薬師瑠璃光如来座像)

境内を奥に進むと崖を背にした巨大な石造りの仏像がある。
1784年(天明三年)に大野甚五郎という人物によって造られたのが原形といい、1966年(昭和四十一年)に修復工事が行われた。高さは約31メートルあり、座像としては日本一巨大な大仏とされる。

千五百羅漢

大仏の手前を西へ行くと石で出来た仏像が立ち並ぶエリアがある。
当寺は再興した高雅愚伝の発願で、大仏と同じく大野甚五郎らが1779年~1798年(安永八年~寛政十年)にかけて刻んだものといい、明治初めの廃仏毀釈の際に破壊され首が無くなっている像もある。

百尺観音

鋸山の山頂付近の石切り場跡の崖に掘り込まれた巨大な観音様の彫刻。
戦争や交通事故で亡くなった人々の供養のために造られたものといい、1966年(昭和四十一年)に完成。

地獄のぞき

鋸山の山頂付近にある絶壁の崖に突き出した岩盤のこと。東京湾が一望できる絶景で知られる。

御朱印

種類 ①「大悲圓通閣」の御朱印、②関東九十一薬師結願札止之霊場「薬師瑠璃光如来」の御朱印。
入手場所 管理所または大仏前の売店。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 菊紋と寺名が入ったシンプルな御朱印帳があります。
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アクセス

保田駅から徒歩

JR内房線保田駅改札を出て内房なぎさラインを東京方面に進み、北見釣具店を越えて辺りで右折(看板がある)。所要時間は40~50分だが登り坂もあるので注意。

ロープウェイを利用

ロープウェイを使う場合はJR内房線浜金谷駅で降りて内房なぎさラインを館山方面に進むと10分程で鋸山ロープウェイ鋸山山麓駅に着くので、ここからロープウェイに乗り鋸山山頂駅で下車(大人片道500円)。

 
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