江島神社

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基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス 小田急片瀬江ノ島駅から15分。江ノ電江ノ島駅から20分。湘南モノレール湘南江ノ島駅から22分。
概要 江島神社は神奈川県藤沢市江の島二丁目にある神社(江ノ島神社と書かれることもあるが、江島神社が正しい(読み方はえのしま))。
古くから弁財天信仰で有名で、安芸の宮島(厳島神社)、近江の竹生島(宝厳寺)と合わせて日本三大弁天と呼ばれることもある。
境内は広く、奥津宮、中津宮、辺津宮や末社の八坂神社、稲荷社、秋葉社などがある。江島明神、江島弁天とも。
見どころ 青銅の鳥居朱の鳥居瑞心門辺津宮奉安殿中津宮奥津宮
拝観時間 8時30分~17時(奉安殿は16時30分まで)
拝観料 境内自由(奉安殿は大人150円、中高生100円、小人50円)
サイト http://enoshimajinja.or.jp/
住所 神奈川県藤沢市江の島

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江島神社の見どころ

青銅の鳥居

参道の入口に位置する鳥居。
現存するものは1821年(文政四年)の再建で、掲げられている「江島大明神」の額は後宇多天皇から贈られた勅額の複製という。この奥には飲食店や土産物屋が軒を連ねる。

朱の鳥居

辺津宮へと至る階段の入口に建つ鳥居。
現存するには1936年(昭和十一年)に山田流筝曲の家元林敏子の寄進で再建されたもので、脇には弁財天の持ち物である琵琶を象った板がある。

瑞心門

朱の鳥居の奥に位置する楼門。龍宮城をイメージして造られているといい、天井には牡丹や唐獅子が描かれている。

辺津宮

江島神社の中心をなす三宮のうち一番下に位置する神社で、田寸津比賣命(タギツヒメ)を祀る。
1260年(建永元年)鎌倉幕府第三代将軍源実朝によって創建されたのが最初といい、1675年(延寶三年)に再建された。
現在の建物は1976年(昭和五十一年)に新築されたもの。

奉安殿

辺津宮の隣に位置する八角形の建物。
殿内には裸弁財天の名で知られる一糸まとわぬ姿に琵琶を抱えた妙音弁財天像や鎌倉時代後期の作とされ、県の重要文化財に指定されている八臂弁財天像を安置する。

中津宮

社伝によれば853年(仁寿三年)に慈覚大師によって創建されたのが始まりといい、現在は市寸島比賣命(イチキシマヒメ)を祀っている。
1689年(元禄二年)に五代将軍徳川綱吉によって権現造の社殿に建て直されたが現在の建物は新しい。

奥津宮

江島神社の本宮で、多紀理比賣命(タキリビメ)を祀る。
社殿は1841年(天保十二年)に焼失、1842年(天保十三年)に再建されたもの。天井には、どこからみてもこちらを睨んでいるように見えるという「八方睨みの亀」が描かれている。

御朱印・御朱印帳

種類 ①「江島神社」の御朱印、②「弁財天」の御朱印
貰える場所 辺津宮隣の社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 海と江ノ島と富士山が描かれたもの、龍が描かれたもの、天女(?)の描かれたものの3種類があります。サイズはいずれも16×11㎝、値段は1200円。
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歴史

社伝によれば552年(欽明十三年)の創建とされるが、一番古い史料は、1182年(寿永二年)奥州藤原氏の調伏を祈願するための源頼朝が弁才天を勧請したという「吾妻鏡」の記事であり、その後将軍や御家人の参詣するところとなったという。
1190年(建久三年)に北条時政が参詣した時には、女性に変身した龍神が時政の願いを聞き、3枚の鱗を残していったという話しも残されている(北条氏の家紋「三鱗」はこの話に基づく)。
また、伝説によれば、かつて鎌倉に五頭の龍がおり悪さをして人々を困らせていたところ、天から天女が降りてきて諭すと、龍は山へと姿を変えた(現在の龍口山)。その際に浮き上がってきたのが江ノ島で、そこで天女(弁財天)を祀ることとしたのが始まりという(なお、この龍は腰越の龍口明神社で祀られている)。
1600年(慶長五年)には徳川家康が参詣し、社領を寄進しており、江戸時代後期には江戸から近いこともあり、一般民衆も含めて多くの参拝客が訪れるようになった。

 
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