光触寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価




4

種類 寺院(時宗)
アクセス 鎌倉駅東口から徒歩40分、またはバス(鎌23、24)に乗り十二所下車。
概要 光触寺は神奈川県鎌倉市十二所にある時宗の寺院。
創建は1278年(弘安元年)で、開山は作阿、中興の祖は二十二世覚阿含了と三十一世覚阿大純。もともとは真言宗の寺だったが一遍智真の影響で時宗になったという。
鎌倉駅から遠く離れているため参拝客も少なめで落ち着いて見てまわることができる。本尊は阿弥陀如来立像。鎌倉三十三観音霊場第七番札所。
見どころ 塩嘗地蔵頬焼阿弥陀
拝観時間 9時~16時
拝観料 境内無料。本尊を見るには拝観料300円で、10名以上で予約する必要がある。
サイト なし
住所 神奈川県鎌倉市十二所793

[gad]

光触寺の見どころ

頬焼阿弥陀

光触寺の本尊である阿弥陀如来立像は、以下のようなエピソードにより頬焼阿弥陀と呼ばれる。昔、鎌倉に町局という35歳になる女がいて、この人が仏師の運慶に依頼して阿弥陀三尊像を作らせせたが、信仰は長続きせず、この像を拝んでいたのは使用人の万才法師という人物だけだった。ある時、町局の家で物の盗まれる事件があり、疑われた万才法師は頬に焼印を押されてしまう。ところが不思議なことに、いくら押してみても焼け痕がつくことはなかった。その夜、町局の夢の中に本尊が現れ、「なぜ私の顔に焼印を押すのか」といった。翌朝、本尊の頬を確認してみると法師に焼印を当てたのと同じ位置に痕がついていた。これに驚いた町局は法師の罪を許し、仏師に塗替えを頼んだが、いくら塗っても痕は消えなかったという。寺にはこの由来を書いた「紙本淡彩頬焼阿弥陀縁起」二巻が所蔵されている。なお、本尊が安置されている厨子は足利持氏の寄進とされる。

塩嘗地蔵

本堂脇にある六地蔵にも言い伝えがある。この地蔵はもともと金沢街道沿いに置かれていたもので、六浦(現在の横浜市金沢区六浦)の塩売りが鎌倉に塩を売りに来る際にはこの地蔵に初穂の塩を捧げたが、帰るときにい見てみると塩は必ず無くなっていたいう。そこで、お地蔵様が嘗めてしまったのだろうということから塩嘗地蔵と呼ばれるようになったという。

御朱印

種類 ①「頬焼阿弥陀」の御朱印、②鎌倉二十四地蔵尊霊場第五番「塩嘗地蔵尊」の御朱印、③鎌倉三十三観音霊場第七番「聖観世音」の御朱印。
入手場所 本堂内(インターフォンを押して寺の人を呼ぶ必要がある)。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。
広告

アクセスと駐車場

鎌倉駅からバス

鎌倉駅東口のバス乗り場から鎌23または鎌24に乗り十二所で下車、徒歩2分。

鎌倉駅から徒歩

若宮大路を鶴岡八幡宮方面に進み、八幡宮前を右折。ひたすら道なりに進んで十二所バス停を過ぎた辺りで右折。所要時間は約40分。

駐車場

寺の入り口を少し過ぎた辺りに駐車スペースがあるのでそれを使用して問題ないはず。

 
[gad45]

広告