粉河寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(粉河観音宗)
アクセス JR和歌山線粉河駅から徒歩15分。駐車場あり。
概要 粉河寺は和歌山県紀の川市粉河にある粉河観音宗の寺院。
寺伝によれば、770年(宝亀元年)、大伴孔子古という猟師が獲物を追って至った当地で不思議に光る場所を見つけて庵を建てたのが始まりとされ、ある日、一人の童子が宿を求めて訪れ千手観音像を刻んで姿を消したという。
清少納言は「枕草子」に「寺は石山、粉川、志賀」と記すなど古くから朝野の信仰篤く、中世には多数の支院を抱えたが、1585年(天正十三年)の羽柴(豊臣)秀吉による紀州攻めで全山焼失し、規模を縮小した。
元は天台宗だが、現在は粉河観音宗の本山となっている。西国三十三観音霊場第三番札所。
見どころ 大門童男堂中門千手堂本堂庭園産土神社
拝観時間 日中
拝観料 境内自由。本堂拝観400円。
サイト http://www.kokawadera.org/
住所 和歌山県紀の川市粉河2787

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粉河寺の見どころ

大門

境内入口に位置する桁行12.5メートル、梁間7.5メートルの重層門。
現存する建物は1707年(宝永四年)に再建されたもので、左右には仏師春日の作と伝えられる仁王像を安置する。

童男堂

大門と中門の間にあるお堂。
建物は1679年(延宝七年)に建立で1755年(宝暦五年)に改築されている。当寺の創建に纏わる千手観音の化身童男大士を祀る。

中門

現存する建物は1832年(天保三年)の再建。
初層には四天王像を安置し、掲げられている「風猛山」の額字は紀州藩第十代藩主徳川治宝の筆。

千手堂

本堂横に位置する建物。
1760年(宝暦十年)の建立で、堂内には秘仏の本尊千手観音像を安置し、紀州藩歴代藩主の位牌を祀る。

本堂

現存の建物は1720年(享保五年)の再建。
礼堂と正堂が結合した形となっており、西国三十三ヶ所霊場の本堂の中で最大の大きさを誇るという。

庭園

本堂手前には紀州の各地から集められた名石を用いて造られた枯山水庭園があり、国の名勝に指定されている。

産土神社

本堂裏手にある神社で、丹生津比賣命、天忍穂耳命を祀る。
現在は独立した神社だが、元々は粉河寺の鎮守であり、7月には紀州三大祭のひとつに数えられる粉河祭が行われる。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①、西国三十三所第三番「大悲殿」の御朱印、②、西国三十三所第三番御詠歌の御朱印、③「瑠璃光如来」の御朱印(開帳時限定)、④「産土神社」の御朱印。
貰える場所 ①-③は本堂内納経所。④は産土神社の授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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