慈尊院

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス 南海鉄道高野線九度山駅から徒歩20分。駐車場あり。
概要 慈尊院は和歌山県伊都郡九度山町にある高野山真言宗の寺院。
816年(弘仁七年)に嵯峨天皇から高野山を与えられた弘法大師空海が、金剛峯寺を開く際、高野山の入口にあたる当地に参拝者のための宿所や寺務所を建てたのが始まりで、835年(承和二年)、高野山へ空海を訪ねた母・玉依御前がここで亡くなると霊廟が造られて弥勒菩薩が安置され、慈尊院と称されるようになったという。
女人禁制の高野山に対し女人高野とも呼ばれ、安産、子授け、病気平癒などのご利益で信仰を集めた。
2004年(平成十六年)には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている。
見どころ 大師堂多宝塔弥勒堂乳房型絵馬、丹生官省符神社
拝観時間 8時~17時
拝観料 境内自由。
サイト http://jison-in.org/
住所 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院832

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慈尊院の見どころ

大師堂

表門を入って右手に位置する建物。
真言宗の開祖である弘法大師空海と四国八十八ヶ所霊場の本尊八十八体を祀る。

多宝塔

現存の塔は1624年(寛永元年)の再建。
内部には本尊の胎蔵界大日如来及び阿弥陀如来、阿閦如来、宝生如来、不空成就如来像を安置する。

弥勒堂

内陣は鎌倉時代、外陣は室町時代の建立とされる。
堂内には892年(寛平四年)に造られたとされる本尊木造弥勒仏坐像(国宝)を安置するが、秘仏であり、二十一年に一度しか公開されない。

乳房型絵馬

慈尊院には、古くから安産祈願に乳形を奉納するという習慣があったといい、現在も授与所では乳房型絵馬が売られており、乳がんなどの病気平癒、子宝、安産などを願う女性の人気を集めている。

丹生官省符神社

境内奥の石段を上がったところにある神社で、丹生都比売大神、高野御子大神などを祀る。
現在は独立した神社だが元々は慈尊院と一体の存在だった。本殿は室町時代の建築とされ重要文化財に指定されている。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「弥勒佛」の御朱印、②仏塔古寺霊場第六番「弥勒佛」の御朱印。
貰える場所 境内授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 多宝塔や本堂が描かれたピンク色の御朱印帳があります。

 
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