千本釈迦堂(大報恩寺)

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗智山派)
アクセス 市バス上七軒下車徒歩2分。京福電鉄北野白梅町駅徒歩15分。無料駐車場乗用車25台分あり。
概要 大報恩寺は京都市上京区溝前町にある真言宗の寺院で、千本釈迦堂の通称でも知られる。
1221年(承久三年)、義空上人が釈迦如来は安置する小堂を建てたのが始まりで、1227年(安貞元年)には現在も残る本堂が完成している。
応仁の乱などの戦乱に巻き込まれ寺領を失い一時衰微したが本堂は焼けずに残り、1581年(天正九年)には豊臣秀吉から寺領百石を与えられている。また当初は三宗兼学だったが江戸時代初期からは真言宗に統一された。
境内には本堂、霊宝館、不動明王堂があり、主な行事に、2月のおかめ節分、3月22日に行なわれる千本釈迦念仏、12月8・9日の大根焚き成道会がある。
見どころ 本堂霊宝館おかめ塚
拝観時間 9時~17時
拝観料 境内自由。本堂・霊宝館500円。
サイト http://www.daihoonji.com/
住所 京都府京都市上京区七本松通今出川上ル溝前町1305

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千本釈迦堂の見どころ

本堂

1127年(安貞元年)の建立で、正面五間、側面六間、入母屋造桧皮葺。正面に拝殿を設ける。
内部では、内陣の中央に四天柱を設け内々陣として、そこに快慶の弟子である行快作の本尊釈迦如来坐像(重文)を安置する。
本尊は秘仏で厨子に収められており、須弥壇奥の壁には本堂来迎板壁仏画が描かれている。
京都市内で最古の仏堂であり、厨子や壁画と共に国宝に指定されている。

霊宝館

千本釈迦堂に伝わる数々の文化財を収蔵展示するための施設。
快慶作の十大弟子像(重文)や貞応三年の銘を持つ定慶作の六観音像(重文)、藤原時代の千手観音立像、銅造誕生釈迦仏立像などが常時展示されている。

おかめ塚

本堂の建設に関しては以下のような言い伝えが残されている。
本堂造営にあたった大工の棟梁高次が柱の寸法を間違えてしまい苦慮していたところ、妻のおかめが「枡組で補えばどうか」と助言し、無事に完成させることに成功した。
しかし、おかめは女の助けで仕事を成したと知れては夫の恥になるとして、上棟式の前に自害してしまった。
そのおかめの供養のために造られたとされるのがおかめ塚で、夫婦円満、子孫繁栄の守り神として信仰されている。また、境内中央のシダレザクラはこの伝説にちなんでおかめ桜と呼ばれる。

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御朱印

種類 ①「六観音」の御朱印、②「釈迦如来」の御朱印、③「観音菩薩」の御朱印。
入手場所 納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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