錦天満宮

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

種類 神社
アクセス 阪急京阪線河原町駅から徒歩4分。京阪本線祇園四条駅から徒歩8分。地下鉄東西線京都市役所前駅から徒歩10分。阪急京阪線四条烏丸駅から徒歩10分。駐車場なし。
概要 錦天満宮は京都府京都市中京区新京極にある神社で、菅原道真を祭神とする。
道真が亡くなった後、道真の生家「菅原院」を源融の旧邸・六条河原院の跡地に移して歓喜寺という寺が創建され、その鎮守として天満大自在天神(菅原道真)を祀ったのが始まりで、1587年(天正十五年)に豊臣秀吉の行った地区整理のために現在地へ移り、明治初めの神仏分離令により歓喜寺の後身の歓喜光寺は東山五条へ移転し当社だけが残された。
境内は狭いが買い物客で賑わう錦市場の外れにあり、年中参拝客が絶えることはない。主な行事には、春季大祭(5月25日)、秋季大祭(11月25日)がある。
見どころ 鳥居本殿撫で牛塩竈神社白太夫神社
拝観時間 8時~20時
拝観料 境内自由
サイト http://nishikitenmangu.or.jp/
住所 京都府京都市中京区新京極通四条上ル中之町537

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錦天満宮の見どころ

鳥居

境内の少し手前にある鳥居は1935年(昭和十年)に建てられたものだが、設計ミスにより柱幅を道路の幅ぎりぎりにしてしまったため上部の反増が道路幅より広くなってしまい、はみ出した部分が隣接するビルにめり込む形となっている。

本殿

境内正面に位置する建物で菅原道真を祀る。
道真は平安時代に活躍した学者・政治家で、宇多天皇や醍醐天皇に重用され出世を重ねたが、左大臣藤原時平に陥れられ大宰府に左遷されそのまま現地で亡くなった。
その後、時平をはじめとする関係者が次々となくなると道真の祟りが噂され、祟りを鎮めるために各地に道真を祀る神社が建てられるよになったが、現代では道真が優れた学者であったことから学問の神として有名で、受験の合格祈願に訪れる人も多い。また当社は地域柄商売繁盛にもご利益があるとされる。

撫で牛

道真には牛に纏わるエピソードが多く(暗殺されかけていたところを牛に救われた、遺体を運ぶ牛がある場所で急に動かなくなりそこに太宰府天満宮が創建されたなど)、道真を祀る神社では牛が神の使いとされており臥牛像が置かれていることが多い。
当社境内にも牛の像があり、触るとご利益があるとされることから撫で牛として親しまれている。

塩竈神社

境内社の一つで源融を祭神とする。
源融(822-895年)は嵯峨天皇の子で「源氏物語」の主人公光源氏のモデルの一人ともされる人物。
当社が源融が営んだ六条河原院の跡地に移転した際に創建されたものと考えらている。

白太夫神社

境内社のひとつで渡会春彦を祀る。
渡会春彦は伊勢神宮の外宮神官で、子のできないことに悩んでいた菅原是善のために祈願を行い、これにより道真が誕生したことから、守役として長らく道真の世話をした人物。
こうした縁から当社に限らず天満宮境内には多くの場合白太夫神社がある。なお白太夫というのは春彦が若い頃から白髪だったことからついた呼び名という。

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御朱印・御朱印帳

種類 「錦天満宮」の1種類(紙のみ)。
入手場所 境内授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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