桑名城跡

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 史跡
アクセス JR関西本線・近鉄名古屋線桑名駅から徒歩15分。
概要 桑名城は三重県桑名市にかつて存在した城。
1513年(永正十年)に伊藤武左衛門という人物が築いた東城が起源とされ、1574年(天正二年)に織田信長が一帯を制圧すると信長の家臣の滝川一益の管理となった。
1600年(慶長五年)の関ケ原の戦いの後、徳川家康の家臣・本多忠勝が桑名に入ると桑名藩の政庁として近世的な城に改築され、城下町も築かれた。
その後、城主は本多家から久松松平家に変わったが、7代藩主松平重定の時代、1701年(元禄十四年)に城下町で起こった火災を貰い焼失し、天守閣は以後再建されなかった。
1868年(慶応四年)、新政府軍に無血開城し、明治になると廃城となった。現在、本丸・二ノ丸跡は九華公園となっており、サクラやツツジ、ハナショウブの名所として知られる。
見どころ 天守台跡鎮国守国神社辰巳櫓跡蟠龍櫓
拝観時間 境内自由
拝観料 境内自由
サイト なし
住所 三重県桑名市吉之丸
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桑名城跡の見どころ

天守台跡

建物などは取り壊されて残っていないが、1887年(明治二十年)に戊辰戦争で亡くなった人々を慰霊するために建てられて剣の形をしたモニュメントがある。

鎮国守国神社

松平定綱、松平定信を祀る神社。
隣には楽翁公百年祭記念宝物館があり、定信が作らせた文化財の目録である「集古十種」の版木や松平定信像などが収蔵されている(一般公開は5月2、3日の例大祭の時のみ)。

辰巳櫓跡

本丸の東南角にあった三重櫓の跡。
天守閣焼失後も残っていたが、1868年(慶応四年)に新政府軍に焼き払われた。現在は盛り土が残り、謎の大砲が置かれている。

蟠龍櫓

現存する建物は2003年(平成十五年)に復元されたもので、1階は国土交通省水門統合管理所となっている。
 
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