お初天神(露天神社)

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

種類 神社
アクセス 大阪市営地下鉄谷町線東梅田駅から徒歩5分。大阪市営地下・阪急・阪神梅田駅から徒歩10分。JR大阪駅から徒歩10分。JR東西線北新地駅から徒歩6分。駐車場なし。
概要 大阪府大阪市北区曽根崎にある神社で、お初天神の名でも知られるが正式には露天(つゆのてん)神社という。
詳しい創建年代は不明だが奈良時代後期には存在していたとされ、当時大阪湾に浮かぶ小島だった当地に「住吉住地曾根神」を祀っていたという。
また901年(昌泰四年)、左遷先の大宰府に向かう菅原道真が当地で「露とちる涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出づれば」という歌を詠んだことから露天神社と称するようになったと伝えられる。
江戸時代には近松門左衛門の「曽根崎心中」(実際に当地で起きた若い男女の心中事件を題材としている)の舞台として有名になり、主人公の遊女お初にちなんで「お初天神」と呼ばれるようになった。
主な行事には、初参り(1月1日)、節分祭(2月3日)、 例大祭=夏祭り(7月第3金・土曜日)、お初天神・蚤の市(毎月第一金曜日)がある。
見どころ 本殿撫で牛金刀比羅宮・水天宮開運稲荷社お初と徳兵衛のブロンズ像
拝観時間 6時~24時(社務所・お守りの授与は9時~18時)
拝観料 境内自由
サイト http://www.tuyutenjin.com/
住所 大阪府大阪市北区曽根崎2-5-4

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お初天神の見どころ

本殿

第二次大戦中の空襲で旧本殿は焼失し、現存する建物は1957年(昭和三十二年)の再建。
大己貴大神・少彦名大神・天照皇大神・豊受姫大神・菅原道真の5柱の神を祭神とし、病気平癒、商売繁盛、縁結び、学問などにご利益があるとして信仰を集めている。

撫で牛

神牛舎に安置されている牛の像のこと。
道真を祀る神社では牛が神の使いとされており、自分の体の不調な部分とこの像の同じ部位を撫でればよくなるといわれている。

金刀比羅宮・水天宮

露天神社の末社のひとつで、天乃御中主大神・安徳天皇・大物主大神・崇徳天皇・住吉大神などを祀る。
水天宮はもともと中之島の久留米藩蔵屋敷内に祀られていたものであり、明治の初めに丸亀藩蔵屋敷にあった金刀比羅宮に合祀さ、その後、堂島中二丁目に移されたが、1909年(明治四十二年)に火災で焼失したため当社の境内に移転した。

開運稲荷社

末社のひとつで、玉津大神・天信大神・融通大神・磯島大神を祀る。
1909年(明治四十二年)の「北の大火」によって焼失した周辺の稲荷神社四社を合わせて再建したもので、商売繁盛、五穀豊穣、皮膚病治癒にご利益があるという。

お初と徳兵衛のブロンズ像

曽根崎心中の主人公お初と徳兵衛を象ったブロンズ像。
共に実在の人物であり、お初は堂島新地天満屋の遊女、徳兵衛は内本町平野屋の手代。1703年(元禄十六年)に当社境内の天神の森で心中を遂げた。

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御朱印・御朱印帳

種類 「露天神社」の1種類。
貰える場所 境内授与所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 表に境内、裏にお初と徳兵衛が描かれた御朱印帳があります。

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