永源寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(臨済宗)
アクセス 近江鉄道八日市駅から近江バス永源寺車庫行で「永源寺」下車。
概要 永源寺は滋賀県東近江市永源寺高野町にある臨済宗の寺院。
1361年(興安元年)に近江守護の六角氏頼が帰依していた臨済宗の僧・寂室元光を開山に招いて創建。
寂室元光は室町幕府第三代将軍足利義満も帰依した名僧であり、永源寺には多くの修行僧が集まったが、応仁の乱以後、戦乱に巻き込まれて徐々に衰退した。
その後、江戸時代前期に絲文守禅師が再興して、彦根藩井伊家の支援を受けて寺観が整えられた。
明治初めには政府の方針にとり臨済宗東福寺派に属したが、1880年(明治十三年)に独立して、現在は臨済宗永源寺派の本山となっている。紅葉の名所としても知られ、シーズン中には夜間ライトアップも行われる。
見どころ 総門山門鐘楼方丈芭蕉句碑法堂開山堂含空院
拝観時間 9時~17時
拝観料 大人500円、中学生以下無料
サイト http://eigenji-t.jp/
住所 滋賀県東近江市永源寺高野町41

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永源寺の見どころ

総門

境内入口に位置する四脚門。1464年(寛正五年)の再建で、境内に現存する建造物の中で最も古い。

山門

総門の奥に位置する重層門。
現存の建物は1802年(享和二年)に彦根藩井伊家の援助で建てられたもので、非公開だが、楼上には釈迦三尊像、十六羅漢像を安置する。

鐘楼

現存する鐘楼の建物は1772年(安永元年)の再建だが、吊るされている鐘はかつての鐘が第2次大戦中の金属不足により供出されたため1950年(昭和二十五年)の鋳造。

方丈(本堂)

創建時の建物は兵火で失われ、現存するのは1765(明和二年)の再建。
堂内に安置される本尊の観音像(秘仏)は開山の寂室元光が留学先の中国から戻る際、海上で嵐に巻き込まれ窮地に陥ったところを救った観音様とされ、跡取りができず悩んでいた六角氏頼の子・満高がこの像に祈願して男の子を得たことから「世継観世音菩薩」とも呼ばれる。

芭蕉句碑

方丈の横には「こんにゃくの さしみを少し 梅の花」と書かれた松尾芭蕉の句碑と霊石「瑞石」がある。
当地の特産品として知られる永源寺コンニャクは開山の寂室元光が中国から蒟蒻芋を持ち込んだことに始まるとされる。

法堂

現存する建物は1728年(享保十三年)の再建。堂内に安置されているの釈迦・迦葉・阿難の三尊像は後水尾天皇の寄進。

開山堂(大寂塔)

法堂の奥に位置するお堂。
現存の建物は1725年(享保十年)に彦根城主井伊直惟の支援で再建されたもので、開山寂室元光を祀る。掲げられている「大寂」の額字は黄檗宗の祖・隠元の筆。

含空院

境内奥部にある建物で、1647年(正保四年)に再興されて以来、歴代住持の住居として使われれいる。
1377年(永和三年)に建てられたのがはじまりで、かつては考槃庵といったが、1414年(応永二十一年)に室町幕府第四代足利義持が訪れた際、含空院の名を贈られたとされる。
普段は非公開だが秋の紅葉シーズンには境内の茶室が公開され、抹茶をいただきながら美しい庭園を眺めることができる。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「大悲殿」の御朱印、②神仏霊場「大悲殿」の御朱印
貰える場所 境内納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 赤く染まったモミジがデザインされた御朱印帳があります。サイズは18×12㎝、値段は1000円。

 
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