妙法寺

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

寺院(日蓮宗) 神社
アクセス 東京メトロ 丸ノ内線東高円寺駅から徒歩15分、新高円寺駅から徒歩13分。駐車場あり。
概要 妙法寺は東京都杉並区堀ノ内にある日蓮宗の寺院。
元は真言宗の尼寺であったが元和年間(1615-1624年)に覚仙院日逕という僧が法華信仰の篤かった母の菩提を弔うため日蓮宗に改宗したことが妙法寺の始まり。
はじめ目黒碑文谷の法華寺(現円融寺)の末寺だったが同寺が不受不施派(他宗の信徒に施しをせず、受けないという考えの一派)の拠点として幕府から弾圧されたため身延山久遠寺の末寺となった。
この時碑文谷の法華寺から譲り受けた祖師像が「堀之内の厄除けお祖師さま(江戸っ子的な発音で言えばおそっさま)」として信仰を集めて大いに栄えるようになった。
現在も境内には多くの建物が建ち厄除け祈願の参拝客で賑わう。主な行事には、初詣(正月)、節分会(2月3日)、日朝上人大祭(6月25日)、お会式(10月13日)がある。
見どころ 仁王門梵鐘祖師堂本堂日朝堂、、鉄門御成の間
拝観時間 3月20日-9月22日→5時30分~17時、9月23日-3月19日→6時~17時
拝観料 境内自由
サイト http://www.yakuyoke.or.jp/
住所 東京都杉並区堀ノ内3-48-8

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妙法寺の見どころ

仁王門(山門)

境内入り口に位置する堂々とした重層門。
1787年(天明七年)の再建で各所に獅子や龍の彫刻が施され、左右には第四代将軍徳川家綱が妙法寺の地頭所日吉山王社に寄進したとされる仁王像(金剛力士像)が安置されている。

梵鐘

仁王門右手の鐘楼に吊るされる梵鐘は1725年(享保十年)の鋳造。
「鐘の音は妙法の声、鐘を打てば仏と一つになる」といった意味の刻銘がされており、大晦日や正月の初詣の時には撞くことができる。

祖師堂

厄除けお祖師さまとして信仰を集める日蓮上人像を安置する建物。
この像は日蓮が伊豆に流されたとき、鎌倉の由比ヶ浜に流れ着いた霊木を弟子の日朗が刻み師の無事を祈ったというもので、赦された日蓮によって開眼供養されたと伝えられている。
この時、日蓮が男性の厄年に当たる42歳であったことから厄除けの信仰が生まれた。

本堂(三軌堂)

現存の建物は1819年(文政五年)の再建。堂内には日蓮聖人像などを安置する。

日朝堂

境内奥部に位置する建物で日朝上人像を安置する。
日朝(1422-1500年)は室町に活躍した日蓮宗の僧で第11世住持として身延山久遠寺の再興に尽力した。
また学問に優れ多くの著作を残したことから受験合格祈願にご利益があるとして信仰を集めている。

鉄門

大玄関の前に立つ和洋折衷様式の鉄製門。
1878年(明治十一年)に工部省によって建てられたもので、ニコライ堂や鹿鳴館で知られるイギリス出身の建築家ジョサイア・コンドルの設計だと言われている。重要文化財に指定。

御成の間

徳川将軍が鷹狩などで当地周辺を訪れた際に休憩場所として使用した部屋。
内部には狩野常信(1636-1713年)の筆とされる障壁画が描かれている。東京都の指定有形文化財。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「妙法」の御朱印、②「厄除け祖師」の御朱印、③「南無妙法蓮華経」の御首題。
貰える場所 祖師堂内納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 祖師堂が描かれた御朱印帳があります。

 
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