大国魂神社

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス 京王電鉄京王線府中駅から徒歩5分。JR南武線・武蔵野線府中本町駅から徒歩4分。京王競馬場線府中競馬正門前駅から徒歩7分。有料駐車場200台あり。
概要 東京都府中市宮町にある神社で、大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を主祭神とする。
社伝によれば、景行天皇四十一年(111年)に大國魂大神が現れ、その神託によって付近の住民が社を建てたのが始まりとされ、奈良時代にはこの地に国府が置かれ武蔵国の中心として発展していった。
現在も境内は広く、本殿、拝殿、随神門や末摂社の宮乃咩神社、松尾神社、稲荷神社、住吉神社などが建ち並ぶ。
主な行事には、初詣・歳旦祭(1月1日)、節分祭(2月3日)、くらやみ祭(4月30日~5月6日)、青袖祭(7月12日)、杉舞祭(7月13日)、すもも祭(7月20日)、八朔相撲祭(8月1日)、秋季祭=くり祭(9月27、28日)、除夜祭(12月31日)がある。
見どころ 馬場大門欅並木随神門本殿宝物殿宮之咩神社
拝観時間 4月1日-9月14日→6時~18時、9月15日-3月31日→6時30分~17時
拝観料 境内自由(宝物殿は大人200円、学生100円)
サイト https://www.ookunitamajinja.or.jp/
住所 東京都府中市宮町3-1

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大国魂神社の見どころ

馬場大門のケヤキ並木

大国魂神社の参道へと続く約500mのケヤキ並木の事。
奥州での前九年の合戦に向かう途中の源頼義・義家親子が戦勝祈願のために植樹したのが始まりと伝えられ、徳川家康は両側に馬場を寄進し、並木を整備した。

随神門

中雀門の手前に立つ門のことで、2011年(平成二十三年)に大國魂神社御鎮座1900年事業として建立。
左右には豊磐間戸命・櫛磐間戸命の随神像を安置する。

本殿

現存する建物は江戸幕府4代将軍徳川家綱の命によって老中久世広之が奉行となって1667年(寛文七年)に建てられたもので東京都有形文化財に指定されている。
中殿に大國魂大神(大国主命と同じ神とされる)・御霊大神・国内諸神を祀り、東殿と西殿に武蔵国の一之宮から六之宮までの神々を祀る。
祭神は授福、縁結び、厄除け・厄払いなどにご利益があるとして信仰を集めている。

宝物殿

大国魂神社に代々伝わる宝物や例大祭で使われる神輿などを収蔵、展示する施設。
開館日は土・日・祝日と神社の祭礼日のみで、10時~16時まで。大人200円、学生100円。

宮之咩神社

大国魂神社の摂社のひとつで、天鈿女命(あめのうづめのみこと)を祀る。
本社と同時代の創建とされ、源頼朝は妻北条政子の安産を祈願が行われ、現在も安産・芸能の神として崇敬されている。

御朱印・御朱印帳

種類 武蔵総社「大国魂神社」の1種類。
貰える場所 境内社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 オリジナルのものはないようですが全国総社会の御朱印帳が置いてあります。
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歴史

景行天皇四十一年(111年)、大國魂大神(=大国主命)がこの地に現れ自分を祀るように告げたのが当社の始まりとされ、武蔵国造を務めた出雲臣天穂日命の子孫達によって管理されたと伝えられる。
645年(大化元年)の大化の改新以降は当社に隣接して国府(地方を統治する役所)が置かれ、武蔵国内の諸神を合わせて祀るようになり武蔵総社と称されるようになった。
また武蔵国の一之宮から六之宮までの神々を祀ったことから武蔵総社六所宮とも呼ばれた。
1062年(康平五年)には奥州での戦いに向かう源頼義・義家親子が戦勝祈願を行い、その子孫である源頼朝は1182年(寿永元年)に葛西三郎清重を使節として北条政子の安産を祈願させ、1186年(文治二年)には武蔵守義信を奉行として社殿を造営している。
1590年(天正十八年)に江戸に入った徳川家康は社領500石を寄進して社殿の修復を支援し、その後も武蔵の総社として徳川将軍家の崇敬篤かった。
明治に入ると勅祭社に準ぜられ、1871年(明治四年)には大国魂神社を正式名称とした。1875年(明治七年)に県社、1886年(明治十八年)に官幣小社に列せられ、現在は神社本庁の別表神社となっている。

 
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