祐天寺

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(浄土宗)
アクセス 東急東横線祐天寺駅から徒歩7分。駐車場あり。
概要 祐天寺は東横線の駅名ともなっている東京都目黒区中目黒にある浄土宗の寺院。
増上寺36世法主などを務めた浄土宗の僧・祐天(1637-1718年)の遺言によって弟子の祐海が創建。
当時は新たに寺院を建てることが禁止されていたが、この地にあった善久院という寺を購入することでこれを逃れ、第8代将軍徳川吉宗の許可を受けて1723年(享保八年)、祐天寺として正式に発足した。
様々な奇跡を行い3代将軍家光の側室桂昌院やその子5代将軍徳川綱吉、6代将軍徳川家宣から深く崇敬された祐天の寺として将軍家から庶民まで広く信仰を集め、現在も境内には多くの建物が建ち並ぶ。
主な行事には、元朝祈願(1月1日)、閻魔さま縁日(1月16日)、花まつり(4月8日)、祐天上人大祭(5月15日)、みたま祭り(7月中旬)、お十夜(10月15日)、除夜の鐘(12月31日)がある。
見どころ 仁王門阿弥陀堂本堂かさね塚梵鐘祐天の墓地蔵堂
拝観時間 9時~17時
拝観料 境内自由
サイト http://www.yutenji.or.jp/
住所 東京都目黒区中目黒5-24-53

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祐天寺の見どころ

仁王門

表門の奥に位置する3間1戸の八脚門で、正面左右に仏師法橋石見作の仁王(金剛力士)像、境内側に運慶作と伝えられる持国天像・増長天像が安置されている。
1735年(享保二十年)の江戸幕府第5代将軍徳川綱吉の養女竹姫の寄進で建立。目黒区有形文化財。

阿弥陀堂

同じく5代将軍徳川綱吉の養女竹姫の寄進によるもので1724年(享保九年)に完成。
内部には江戸西方六阿弥陀のひとつである阿弥陀如来像を安置する。

本堂

現在の建物は1898年(明治三十一年)の再建。堂内には祐天上人像を安置する。

累(かさね)塚

祐天上人が現在の茨城県常総市羽生町に出た累という名前の女性の怨霊を鎮めたという伝説があり、この話がもとになって三遊亭円朝の「真景累ヶ淵」や鶴屋南北の「法掛松成田利剣」が生まれた。
塚は1926年(大正十五年)にこの歌舞伎を演じた歌舞伎役者の尾上梅幸、市村羽左衛門、清元延寿太夫らによって建立。

梵鐘

鐘楼に吊るされる高さ約192cm、口径約102cm、重さ約120kgの巨大な鐘。
6代将軍徳川家宣の17回忌追善のために家宣の正室の天英院(近衛熙子)が1729年(享保十四年)に寄進。

祐天の墓

境内奥には1719年(享保四年)に造られた祐天上人の墓があり、その近くには大正天皇の生母である柳原愛子もある。

地蔵堂

堂内には信州松本の光明院から1797年(寛政九年)に遷された地蔵菩薩像を安置し、延命や火消しにご利益があるとして信仰を集めている。

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御朱印・御朱印帳

種類 「南無阿弥陀佛」の1種類。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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