大雄山最乗寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(曹洞宗)
アクセス 伊豆箱根鉄道大雄山大雄山駅から道了尊行バスに乗り終点下車すぐ、または大雄山駅から徒歩60分。250台収容の無料駐車場あり。
概要 最乗寺は神奈川県南足柄市大雄町にある曹洞宗の寺院。
1394年(応永元年)に能登総持寺(現在は鶴見に移転)住持通幻寂霊門下の了庵慧明によって開山。
了庵慧明は相模国大住郡糟屋荘出身で、地頭を務めていたが戦乱の世に嫌気がさして出家し、各地で修行を積んだのち相模に帰り曽我の地に草庵を結んだが、ある日1羽の鷲が袈裟を咥えて大雄山へ飛んでいくのをみて当寺を創建したという。
また創建に際しては、了庵の弟子である妙覚道了大薩埵が超人的な力で土木工事に貢献し、1411年(応永十八年)に了庵が亡くなると山中に身を隠し大雄山を守護する天狗となったと伝えられる(当地が道了尊と呼ばれるのはこれによる)。
その後、小田原の後北条氏や徳川氏の庇護を得て関東における曹洞宗の中心的な寺院として栄え、修行僧からい一般民衆まで広い信仰を集めた。
見どころ 仁王門本堂御真殿多宝塔奥の院
拝観時間 日中
拝観料 境内自由
サイト http://www.daiyuuzan.or.jp/
住所 神奈川県南足柄市大雄町1157

大雄山最乗寺の見どころ

仁王門

境内入口に位置する門で、左右には阿吽の金剛力士像が安置されている。
この奥には「天狗の小径」と名付けられた道が3キロにわたって続き、樹齢450~600年といわれ神奈川県天然記念物第一号に指定された杉並木や10000万株あるというあじさいを見ることができる。

本堂

現存する建物は1954年(昭和二十九年)の再建で、築地本願寺など数々の寺社建築でしられる伊東忠太の設計。堂内には本尊の釈迦牟尼仏や脇侍の文殊・普賢両菩薩を安置する。

御真殿

本堂の奥へ進み階段を上ったところにある建物で、本尊の妙覚道了大薩及び脇侍の大天狗・小天狗を祀る。脇には信徒より奉納された巨大な天狗の高下駄が置かれている。

多宝塔

開山堂背後に位置する二重塔。1863年(文久三年)の建立と現存する建物の中では古く、南足柄市の重要文化財となっている。

奥の院

長い階段を上った先の境内最奥部に位置する建物で、道了大薩の本地仏である十一面観音を祀る。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「道了尊」の御朱印、②関東三十六不動第二番「清瀧不動」の御朱印、③「道了大薩埵」の御朱印。
貰える場所 瑠璃門近くの総受付。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 天狗が描かれたかっこいい御朱印帳があります。サイズは16×11㎝、値段は1500円。

 
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