金王八幡宮

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 神社
アクセス JR・京王・京急・東京メトロ渋谷駅から徒歩7分。東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線表参道駅徒歩15分。
概要 東京都渋谷区渋谷にある応神天皇(品陀和気命)を祀る神社。
社伝によれば、桓武平氏の流れを汲む渋谷氏の祖・河崎基家(武綱)が後三年の役での武功によって源義家から武蔵谷盛庄七郷(渋谷、代々木、赤坂、麻布など)を与えられ、そこに信仰する八幡宮を勧請したのが始まりいい、これが1092年(寛治六年)の事とされる。
江戸時代には3代将軍徳川家光の乳母春日局の寄進を受け、渋谷八幡宮と呼ばれていたが明治になると軍記などに語られる金丸王の名声に因んで金王八幡宮と改称された。
主な行事には、初詣・歳旦祭、節分祭(2月3日)初午祭(2月初午)、金王丸祭・金王桜まつり(3月最終土曜日)、例祭(9月14日)、御嶽祭(11月一の酉)、大祓(12月31日)がある。
見どころ 本殿金王桜御嶽社豊栄稲荷神社渋谷城砦の石金王丸御影堂
拝観時間 境内自由(お守りの授与・祈祷受付は9時30分~16時30分)
拝観料 境内自由
サイト http://geocities.jp/ynycr674/
住所 東京都渋谷区渋谷3-5-12

金王八幡宮の見どころ

本殿

社殿と神門は徳川家光が将軍職を継げるように当社で祈願を続けていた春日局(1579-1643年)が、家光が後継者に決まったのを喜び1612年(慶長十七年)に寄進したもの。その後、修築を重ねて現在まで残り、渋谷区の指定文化財となっている。

金王桜

境内にある桜の事で、元は源頼朝が金王丸を偲んで鎌倉亀ヶ谷の桜を移植したものだといわれている。

御嶽社

金王八幡宮の末社のひとつで、大己貴命・少名毘古那命・日本武尊・櫛眞知命を祀る。開運・商売繁昌にご利益のある神社として信仰を集めている。社殿前の狛犬は実践女子学園校内にあった香雪神社から移されたもの。

豊栄稲荷神社

末社のひとつで、宇賀御魂命を祀る。1703年(元禄十六年)の創建。五穀豊穣、商売繁盛のご利益で知られる。

渋谷城砦の石

当地は中世から1524年(大永四年)に北条氏綱の軍に焼かれるまで存在した渋谷氏の居館「渋谷城」の跡地であり、この石は城に使われていたものと伝えられる。

金王丸御影堂

末社のひとつで渋谷金王丸常光(しぶやこんのうまるつねみつ)を祀る。当社の創建者である河崎基家の子重家は宮中の警護に活躍して渋谷の姓を賜り、当神社を中心に居城を建てたが子ができずに悩んでいた。そこで夫婦で八幡宮に祈願を続けていたところ、ある日、妻の胎内に金剛夜叉明王が宿る夢をみて懐妊し男子を生んだ。これが金丸王であり、源頼朝に仕えた武将でその武勇で知られる土佐坊昌俊(1143~85年)と同一人物とされている。堂内には金王丸自刻と伝えられる木像や金王丸の持物とされる「毒蛇長太刀」が納められている(普段は非公開だが、木像は3月最終土曜の金王丸祭の際に開帳される)。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「金王八幡宮」の御朱印、②「豊栄稲荷神社」の御朱印。
入手場所 本殿右手の社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 武者が描かれた御朱印帳があります。サイズは16×11㎝、値段は1500円。

 
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