六義園

六義園園内マップ

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基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


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種類 庭園
アクセス 駒込駅から徒歩3分。千石駅から徒歩10分。駐車場なし。→詳細
概要 六義園は東京都文京区本駒込にある都が所有する回遊式築山泉水庭園。
江戸幕府五代将軍徳川綱吉の側用人柳沢吉保が、1695年(元禄八年)に加賀藩中屋敷を与えられ庭園と屋敷を造営したのが始まりで、その後幕末まで柳沢家によって管理された。
明治になると三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎の手に渡ったが1938年(昭和十三年)には東京市に寄付され、公園として公開されるようになった。
六義園の名称は和歌の分類「六体」に由来するといい、園内では和歌に登場する名所の風景が再現されており、しだれ桜、ツツジ、紅葉など四季折々の樹木が楽しめる。1953年(昭和二十八年)に国の特別名勝に指定。
見どころ つつじ茶屋藤代峠妹山・背山出汐湊吹上茶屋滝見茶屋心泉亭と宜春亭植物
拝観時間 9時~17時(入場は16時30分まで)。12月29日~1月1日は休園。桜や紅葉に時期には夜間ライトアップもあり。
拝観料 一般300円、65歳以上150円、小学生以下、都内在住の中学生は無料。土日祝の11時~と14時~はボランティアによる無料ガイドもあり(所要時間約60分)。
サイト http://teien.tokyo-park.or.jp/
住所 東京都文京区本駒込六丁目

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六義園の見どころ

つつじ茶屋

園内にいくつかある茶屋(休憩所)のひとつ。
唯一明治時代から残る貴重な建造物で、つつじとサルスベリの木を柱や梁に用いて建てられている。
喫茶として営業してるわけではないが周辺では紅葉も美しく腰掛けながら飲食や読書が楽しめる。

藤代峠

富士見山と呼ばれる園内で一番高い築山の周りを通る道で、高台にるため辺りを一望できる。
和歌山県にある藤白坂をモデルに造られたと考えられている。「ふぢしろのみさかをこえて見わたせばかすみもやらぬ吹上の浜」。

妹山・背山

大泉水の池畔に浮かぶ中の島にある2つの築山で男女を表している。橋が架かるが島の中には通常入れない。
「いもせ山中に生たる 玉ざさの一よのへだて さもぞ露けき」。

出汐湊

中の島の正門側の対岸に位置する池畔の名称で特に景観のいい場所として知られる。
和歌山県の和歌の浦を再現したといい、対岸の中の島には「片男波」もある。「和歌の浦に月の出汐のさすままによるなくたづのこゑぞさびしき」。

吹上茶屋

大泉水に面して建つ茶屋。
他の茶屋と違って実際にカフェとして営業しており、抹茶や茶菓子をいただくことができる。

滝見茶屋

滝見茶屋も園内にいくつかある休憩所のひとつ。
あずまやの奥から流れだてくる清流が小さな滝を作っており、静寂な雰囲気の中で水音を楽しめる。

心泉亭と宜春亭

いずれも正門を入って左側にある茶室。
一般の参観者は入れないが事前に申請すれば集会所として利用することができる(有料)。

植物

六義園で見られる主な植物は以下の通り。

シダレザクラ、ソメイヨシノ、ヤマブキ、ヤマツツジ、キリシマツツジ、サツキ
ヤマアジサイ、ガクアジサイ、タイサンボク、サルスベリ
ハギ、ヒガンバナ、サザンカ、ムラサキシキブ、紅葉
ロウバイ、ツバキ、サンシュユ、梅
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アクセス

駒込駅から

JR山手線・東京メトロ南北線駒込駅北口を出て本郷通りを都心方面に進めば右側に染井門が見えてくる。
所要時間は徒歩約3分だが染井門は時期によっては閉まっているので、その場合までは正門まで本郷通りを歩く必要がある。

千石駅から

都営地下鉄三田線千石駅A3出口を出て、目白通りを埼玉方面に進み、すぐに右折して437号線に入る。しばらく歩き左手に折れれば六義園の壁が見える。

駐車場

染井門の前に自転車やバイクを止めるスペースはあるが、駐車場はないようなので車の場合は、タイムズ本駒込第15(本駒込6丁目13)、タイムズ本駒込第4(本駒込5丁目4−10)などを利用。
 
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