川崎大師(平間寺)

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基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗智山派)
アクセス 京急大師線川崎大師駅から徒歩6分。徒歩10分程離れたところに無料駐車場あり。
概要 平間寺は神奈川県川崎市川崎区にある真言宗智山派の寺院で、一般には川崎大師の名で知られる。
寺伝によれば、讒言により領地を追われ当地に住み着き漁業で生計を立てていた平間兼乗という武士が、夢のお告げに従って海で網を打つと大師像が掛かったのでこれを祀り、1128年(大治三年)、この話を聞いた諸国行脚中の尊賢上人という僧が兼乗と協力して寺を建てたのが始まりという。
また保延年間(1135-45年)は鳥羽天皇の皇后である美福門院が祈願寺としたとされるが、一般に知られるようになるのは江戸時代になってからで、厄除けの寺として朝野の信仰を集め、徳川将軍家も厄除け祈願に訪れたという。
1945年(昭和二十年)の空襲で大きな被害を受け、古い建造物はほとんど残っていない。
主な行事には、元朝大護摩供(1月1日)、初大師(1月21日)、節分会(2月3日)、風鈴市(7月中旬)、納めの大師(12月21日)、除夜法楽(12月31日)があり、毎年初詣に多くの人が訪れることでも知られる。
見どころ 仲見世大山門八角五重塔大本堂不動堂鐘楼堂
拝観時間 4月-9月→5時30分~18時、10月-3月→6時~17時30分
拝観料 境内自由
サイト http://www.kawasakidaishi.com/
住所 神奈川県川崎市川崎区大師町4-48

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川崎大師の見どころ

仲見世

門前の参道には商店が軒を連ねいつも参拝客で賑わっている。
名物としては縁起物の達磨や天保年間(1830-44年)に大師河原村の久兵衛という人物が考案したとされる「久寿餅」、咳止めに効くという切り飴などがある。

大山門

境内入口に位置する重層門。
現存する建物は創建850年記念として1977年(昭和五十二年)に建てられたもので、左右には、持国天像、増長天像、広目天像、多聞天像が安置されている。

八角五重塔

1984年(昭和五十九年)、弘法大師1150年御遠忌・大開帳記念として完成した塔。
内部には、地下に釈迦如来像、初層に真言八祖・金剛界五智如来像、2層に両界曼荼羅・恵果和上像・弘法大師像・興教大師像、最上層に金剛界大日如来像が安置されている。
内部を拝観できるのは3月21日~12月20日の第1日曜日と21日のみ。

大本堂

かつての本堂は大戦中の空襲で焼失しており、現存の建物は1964年(昭和三十九年)の再建。
堂内には本尊の厄除弘法大師像を中心に不動明王像、愛染明王像、稚児大師像、救世観音像などが安置されている。

不動堂

現存する建物は1964年(昭和三十九年)に再建されたもの。
本尊の不動明王像は成田山新勝寺の不動明王像の分躰を勧請したものという。武相不動尊霊場第一番札、関東三十六不動霊場第七番札所。

鐘楼堂

現存する建物は1948年(昭和二十三年)の再建だが、吊るされている梵鐘は寛政七年(1795年)の銘を持ち重要美術品に指定されている。大晦日には除夜の鐘が撞かれる。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「厄除偏照殿」、②関東八十八ヵ所特別霊場「弘法大師」、③東海三十三観音霊場三十三番「救世観音」、④玉川八十八箇所第一番「厄除弘法大師」、⑤武相不動尊霊場第一番「大聖不動明王」、⑥関東三十六不動第七番「大聖不動明王」、⑦なで薬師「薬師如来」、⑧交通安全祈祷「弘法大師」
貰える場所 ①、②、③が本堂、①と④が護持志納受付所、⑤と⑥が不動堂、⑦が薬師殿、⑧が自動車交通安全祈祷殿(徒歩10分程離れたところにあります)。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 お坊さんの描かれた御朱印帳があります。色は紺と朱色の2種類あり、サイズは16×11㎝、値段は1300円となっています。

 
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