那須の殺生石

[spp]

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基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類
アクセス JR宇都宮線黒磯駅から那須湯本温泉行バスで那須温泉下車徒歩17分。駐車場あり。
概要 「那須の殺生石」は栃木県那須郡那須町にある妖石。
周辺からは亜硫酸ガスや硫化水素などの有毒ガスが噴き出しており、近づいた獣や人は毒気にやられて死んでしまうと恐れられたため「殺生石」と呼ばれた。
古くからある伝説によれば、昔、宮中に玉藻前という絶世の美女がおり、鳥羽法皇の寵愛を受けていたが、陰陽師安倍泰成に天竺、中国で散々悪事を働いた末渡来した金毛九尾の狐の化身であることを見破られ、那須野に逃げたが上総介広常と三浦介義純に殺されてこの石になったという。
また、南北朝時代には曹洞宗の僧・玄翁が周辺の人を困らせていたこの石を打ち砕いて玉藻前を成仏させたという(金槌の事を玄翁というのはこのエピソードに基づく)。
江戸時代には松尾芭蕉が当地を訪れており、「おくのほそ道」に「殺生石は温泉の出づる山陰にあり。 石の毒気いまだ滅びず、蜂蝶のたぐひ 真砂の色の見えぬほど重なり死す」と記している。
現在は観光スポットになっており、近くまでは自由に入れるが(触れることはできない)、ガスの量が多いと立ち入りが制限されることもあるという。
京都の真如堂には玄翁が打ち砕かれた殺生石の片割れから造られたと伝えられる地蔵がある。
見どころ 石、紅葉、風景
拝観時間 境内自由
拝観料 境内自由
サイト なし
住所 栃木県那須郡那須町大字湯本

 
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