由比ヶ浜海岸

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基本情報

歴史

海水浴場として有名な由比ヶ浜海岸だが、前浜、由比浦などと呼ばれた中世には武芸の訓練場や処刑場として使われていたといわれ、幾度か戦場になったこともある。
源義経は兄頼朝と対立し滅ぼされるが、逃げる途中に捕らえられ鎌倉につれてこられた義経の妾静御前は妊娠中であった。頼朝は子供が女の子ならば育てることを許すが男ならば殺せと命じ、男児が生まれたためその子は母磯禅師により安達清常の手に渡り由比ヶ浜へ遺棄された。
1213年（健保元年）の和田合戦の際に、和田義盛一族はここで戦死したとされ、周辺では新田義貞の鎌倉攻めの際の死者のものと思われる周大量の人骨もみつかっている。
海水浴は明治初期の頃に主に健康目的で行われるようになり、医学博士の長與專齋が由比ヶ浜を海水浴に最適な場所として紹介したこともあり近隣から人が集まるようになったという。
その後周辺に別荘を構えていた人を中心に現代的な海水浴も行われるようになり、現在では全国でも有数の来場者を誇る海水浴場となっている。

アクセス・駐車場

鎌倉駅から

鎌倉駅東口のロータリーを直進して若宮大路に出て、鶴岡八幡宮とは反対方面に進む。約20分で到着

江ノ電和田塚駅から

和田塚駅前の道路を海岸方面に進み、海浜公園を越えれば到着。所要時間は約6分。

江ノ電由比ヶ浜駅から

由比ヶ浜駅改札を出て、左に進みすぐに右折。道なりにいけば約5分で海岸に到着。

駐車場

海岸の目の前には県営の地下駐車場があるので車の場合はこれを利用（ただ夏の休日は大混雑する恐れあり）。利用時間は夏季6:00から21:00、通常9:00から18:00、料金は夏季で260円（30分）、通常200円（30分）となっている。