和歌山城城内マップ
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基本情報
知名度 | ★★★★ |
平均評価 | |
種類 | 史跡・城 |
アクセス | 和歌山市駅から徒歩20分。和歌山駅から市内循環バスで「公園前」下車徒歩7分。駐車場あり。 |
概要 |
和歌山城は和歌山県和歌山市にある城。 1585年(天正十三年)に豊臣秀吉により築かれたのが始まりで、江戸時代には徳川御三家のひとつである紀州徳川家が藩主を務める紀州藩の城となったが、明治初期に廃城となり、残されていた建物も第二次大戦中の空襲で失われた。 現在は和歌山城公園となっており、復元された天守閣が建ち、日本庭園や動物園もある。 |
見どころ | 岡口門、天守閣、紅葉渓庭園、御橋廊下、動物園、わかやま歴史館 |
拝観時間 | 9時~17時30分(入城は17時まで)。12月29日から12月31日は休城。 |
拝観料 | 大人410円、小人200円 |
サイト | http://wakayamajo.jp/ |
住所 | 和歌山県和歌山市一番丁 |
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和歌山城の見どころ
岡口門
東側の入口に建つ門。
現存の建物は1621年(元和七年)に徳川頼宣によって再建されたもので、国の重要文化財に指定されている。
天守閣
天守閣は江戸時代初期に建てられたのが最初だが、1846年(弘化三年)に焼失し、1850年(嘉永三年)に再建されたものも1945年(昭和二十年)の和歌山大空襲で失われ、現存するのは1958年(昭和三十三年)の再建。
鉄筋コンクリート製だが、古図などから1850年(嘉永三年)の再建時の天守を復元している。
紅葉渓庭園(西ノ丸庭園)
江戸時代初期に西ノ丸に造られた池泉回遊式庭園。
その名の通り紅葉の名所として知られ、秋の紅葉シーズンには多くの人で賑わう。入場は無料。
御橋廊下
二ノ丸と西ノ丸の間に架けられた端。
城主がここを通る時、周りから見えないように壁と屋根がついている。現存するのは2006年(平成十八年)の再建。
動物園
南の丸跡には1915年(大正四年)にオープンした和歌山公園動物園がある。
ウサギ、ツキノワグマの哺乳類を飼育展示する童話園とフラミンゴ、オウムなどの鳥を飼育展示する水禽園からなり、無料で見て回ることができる。
わかやま歴史館
城内にある資料館。
和歌山城の歴史や和歌山出身の人々に関する展示がなされている。入館料は大人100円、小人無料。
歴史
1585年(天正十三年)、敵対していた根来寺の勢力や雑賀衆を討つため紀州遠征を行った豊臣秀吉が、藤堂高虎らに命じて築城させ、弟の秀長を城主としたのが始まり。
秀長が大和国郡山城に移ると家臣の桑山重晴が城代とされ、1600年(慶長五年)の関ヶ原の戦いの後、東軍に属した重晴に与えられたが、まもなく大和新庄藩に転封となり、浅野幸長が入城し紀州藩が成立した。
浅野氏の時代には、城下町の整備も進んだが、1619年(元和五年)に浅野長晟は広島藩に移り、代わって徳川家康の10男である徳川頼宣が藩主となり、紀州徳川家が起こった。
頼宣は兄である第二代将軍徳川秀忠から与えられた銀2000貫を元でに拡張工事を進め、明治維新を迎えるまで紀州藩の政庁として使用された。
1871年(明治四年)の廃城令により多くの建物は取り壊され、残されていた天守なども1945年(昭和二十年)の米軍機による空襲で焼失している。
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