[spp]
基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 史跡 |
アクセス | JR飯田線伊那市駅または伊那北駅からJRバス高遠線で「高遠駅」下車徒歩20分。駐車場あり。 |
概要 |
高遠城は長野県伊那市高遠町にかつて存在した城。 正確な年代は不明だが、戦国時代に諏訪氏の一族で当地を領有していた高遠氏の居城として築かれたものとみられ、1545年(天文十四年)に武田信玄が高遠氏を滅ぼすと武田方の城となった。 1562年(永禄五年)には、信玄と諏訪氏の娘の子で諏訪氏を継承した武田勝頼が城主となり、1570年(元亀元年)には信玄の弟である武田信廉に交代。勝頼が武田氏の当主となると仁科盛信を城主としたが、1581年(天正九年)に織田信長軍に攻められ落城。 その後、織田氏方の武将毛利秀頼に与えられ、本能寺の変後、武田氏の旧臣木曾義昌が占拠したが、徳川家康軍に攻められて徳川氏の城となった。 江戸時代には高遠藩の藩庁が置かれたが、明治維新後廃城となり、1875年(明治八年)には公園となった。現在では桜の名所として有名であり、毎年春には大勢の花見客で賑わう。日本百名城のひとつ。 |
見どころ | 進徳館、高遠閣、桜、新城・藤原神社 |
拝観時間 | さくら祭り開催期間中8時~22時(ライトアップあり)。 |
拝観料 | 園内基本無料(さくら祭り開催期間中(4月1-30日)は大人500円、小人250円)。高遠閣は200円。 |
サイト | http://www.inacity.jp/ |
住所 | 長野県伊那市高遠町東高遠 |
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高遠城跡の見どころ
進徳館
1860年(万延元年)、第八代藩主内藤頼直が城内三の丸の空き屋敷をあてて開いた学問所で、明治になるまで多くの藩士がここで学んだ。
高遠閣
地元の有志の寄付で1936年(昭和十一年)に建てられた建物で、国の登録有形文化財。有料の休憩所として使用されている。
桜
県の天然記念物ともなっている桜(タカトオコヒガンザクラ)は明治維新後に旧藩士達が植林したのが始まりといい、現在では1500本余りの木が毎年4月に花を咲かせる。また秋には紅葉も楽しめる。
新城・藤原神社
城内にある神社。
高遠藩内藤家第七代藩主内藤頼寧が1831年(天保二年)にかつての城主で織田軍と戦い戦死した仁科盛信を祀って創建した新城神社と内藤家の祖である藤原鎌足を祀る藤原神社が維新後に合祀されて誕生。
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