野中寺

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基本情報

知名度
平均評価


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種類 寺院(真言宗)大阪府羽曳野市野々上五丁目9番24号
アクセス 近鉄南大阪線藤井寺駅から徒歩2分。駐車場あり。
概要 野中寺は大阪府羽曳野市にある高野山真言宗の寺院。
寺伝によれば、聖徳太子の命で蘇我馬子が創建したとされ、南河内郡太子町の上之太子(叡福寺)、八尾市の下之太子(大聖将軍寺)に対して中之太子と呼ばれ、三太子の一つに数えられている。
南北朝期に兵火にかかった後は荒廃した状態となっていたといわれるが、1661(寛文元年)に西明寺の政賢覚英が大和西大寺から慈忍慧猛を招いて再興し、江戸時代には律宗の戒律道場として栄えた。
史料が失われているので江戸時代以前の寺史は明らかではないが、境内には飛鳥時代のものとみられる伽藍跡が残されている。
見どころ 地蔵菩薩立像本堂方丈弥勒菩薩半跏思惟像旧伽藍跡
拝観時間 日中
拝観料 境内自由(弥勒菩薩半跏思惟像拝観は500円)
サイト なし
住所 大阪府羽曳野市野々上5-9-24

野中寺の見どころ

地蔵菩薩立像

地蔵堂に安置されている木造地蔵菩薩立像は鎌倉時代の作とみられ、国の重要文化財に指定されている。

本堂

現存の建物はは享保年間(1716-36年)の再建。堂内には本尊薬師如来像を安置する。

方丈

建物は当寺に帰依した大和郡山藩藩主柳沢吉里が1724年(享保九年)に別邸を移築したもの。

弥勒菩薩半跏思惟像

1918年(大正七年)に蔵から見つかった仏像で、台座の銘には「丙寅年四月大旧八日癸卯開記 栢寺智識之等詣中宮天皇大御身労坐之時 請願之奉弥勒御像也 友等人数一百十八 是依六道四生人等此教可相之也」とあり、栢寺(橘寺とされる)の信徒が中宮天皇(斉明天皇とされる)の病気平癒を祈って発願し、丙寅年=666年(天智天皇五年)に完成したもとのみられている。
普段は非公開だが、毎月18日に一般公開される。

旧伽藍跡

境内には塔跡、金堂跡などが残されており、野中寺旧伽藍跡として史跡に指定されている。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①聖徳太子霊跡第五番「中之太子」の御朱印、②西国薬師四十九霊場第十四番「薬師如来」の御朱印、③西国薬師霊場御詠歌の御朱印、④河内六観音第四番「聖観世音」の御朱印、⑤「地蔵菩薩」の御朱印。
貰える場所 本堂右奥の納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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