天野山金剛寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


0

種類 寺院(真言宗)
アクセス 南海高野線・近鉄長野線河内長野駅から南海バス天野山線で「天野山」下車徒歩3分。駐車場あり。
概要 天野山金剛寺は大阪府河内長野市天野町に真言宗御室派の寺院。
寺伝によれば、奈良時代の天平年間(729-49年)に聖武天皇の勅願で行基が創建したとされ、平安時代初期には弘法大師空海が訪れて修行したという。
その後荒廃したとされるが、平安時代末期に真言宗の僧・阿観が再興して、後白河上皇とその妹の八条女院の帰依を受けて伽藍が建立された。
南北朝時代には南朝方の拠点となり、1354年(文和三年/正平九年)から1359年(延文四年/正平十四年)にかけては後村上天皇の行在所が置かれた。
女性の参拝を受け入れていたため女人禁制の高野山に対して女人高野とも呼ばれる。
見どころ 楼門食堂金堂多宝塔摩尼院宝物庫
拝観時間 9時~16時30分
拝観料 伽藍拝観→大人200円、小中学生100円、本坊→大人400円、小中学生200円、共通券→大人500円。
サイト http://amanosan-kongoji.jp/
住所 大阪府河内長野市天野町996

[gad]

金剛寺の見どころ

楼門

境内入口に建つ朱塗りの重層門。正確な年代は不明だが鎌倉時代後期の建立で、国の重要文化財に指定されている。

食堂(天野殿)

同じく鎌倉時代の建立で、一時南朝の政庁が置かれていた建物。重要文化財に指定。

金堂

現存の建物は平安時代の承安年間(1171-75年)の建立。
堂内には本尊の木造大日如来坐像や脇侍の木造不動明王坐像、木造降三世明王坐像(いずれも国宝に指定)を安置する。

多宝塔

平安時代末期の建立で、江戸時代初期に改築されているが、日本最古の多宝塔ともされる。塔内には大日如来像(重文)を安置。

摩尼院

金剛寺の塔頭のひとつで、南朝の御在所が置かれていたところ。拝観は土日祝日のみとなっている。

宝物庫

金剛寺に伝わる文化財を収蔵、展示する施設。
主な収蔵品には、延喜式神名帳(国宝)、無銘の剣(国宝)、白韋威腹巻(重文)、楠木氏文書(重文)などなどがある。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 ①新西国三十三箇所七番「大悲殿」の御朱印、②河内飛鳥古社寺第八番「宝楼閣」の御朱印、③河内地蔵第十二番「子安地蔵尊」の御朱印、新西国三十三箇御詠歌の御朱印
貰える場所 境内納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
[gad45]

広告