能福寺(兵庫大仏)

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(天台宗)
アクセス JR山陽本線兵庫駅から徒歩15分。地下鉄海岸線中央市場前駅から徒歩10分。専用駐車場なし。
概要 能福寺は兵庫県神戸市兵庫区北逆瀬川町にある天台宗の寺院。
寺伝によれば、805年(延暦二十四年)に留学先の唐から戻った最澄によって創建されたといい、1180年(治承四年)に福原遷都が行われると平清盛ら平家一門の帰依を受けた。
1341年(暦応四年)に兵火にかかって焼失して以降衰微したが、1599年(慶長三年)に明智光秀の旧臣・長盛法印によって再興された。
1945年(昭和二十年)の神戸大空襲で被害を受けており現存の建物は戦後の再建。
見どころ 平相国廟兵庫大仏月輪影殿ビルシャナ殿ジョセフ・ヒコ英文碑
拝観時間 10時~16時
拝観料 境内自由
サイト http://nofukuji.jp
住所 兵庫県神戸市兵庫区北逆瀬川町1-39

能福寺の見どころ

平相国廟

1181年(治承五年)に亡くなった平清盛の墓。清盛の墓所とされる場所は六波羅蜜寺など複数あるが、死後、能福寺寺領内の太平山八棟寺殿に霊廟が造立されたと伝えられている。置かれている宝篋印塔は鎌倉時代のもの。

兵庫大仏

明治初めの神仏分離と廃仏毀釈やキリスト教の流入により仏教が打撃を受けたことに危機感を覚えた兵庫の豪商・南条荘兵衛の発願で、1891年(明治二十四年)に巨大な毘盧遮那仏が建立され、これが兵庫大仏と呼ばれた。ただ初代の大仏は戦時中の金属供出によって失われ、現存のものは1991年(平成三年)の再建。身丈11メートル、蓮台3メートル、重さ60トン。

月輪影殿

能福寺の本堂に当たる建物。泉涌寺寺域内の月輪御陵の拝殿を移築されたもの。

ビルシャナ殿

元は滋賀県甲賀市の善水寺にあったもので、和田神社を経て当寺に移された平安時代の木造十一面観音菩薩立像(重要文化財)を安置する建物。普段は非公開だが毎年1月18日に開帳される。

ジョセフ・ヒコ英文碑

ジョセフ・ヒコ(浜田彦蔵)は幕末から明治初期に通訳や実業家として活躍した人物。兵庫大仏ができると土地柄もあって外国人の参拝客が増え、浜田に頼んで寺の縁起を英文で刻んだ石碑が立てられた。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①新西国霊場第二十三番梵字の御朱印、②福原西国霊場第三十二番梵字の御朱印、③神戸十三仏霊場「十一面観音」の御朱印、④「八棟寺殿贈正一位大相國平公尊儀」の御朱印。
貰える場所 境内右手の納経所。
値段 1件300円(④は500円)
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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