行願寺(革堂)

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基本情報

知名度
平均評価


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種類 寺院(天台宗)
アクセス 市バス河原町丸太町から徒歩3分。地下鉄丸太町駅徒歩10分。京阪神宮丸太町駅徒歩6分。駐車場なし。
概要 行願寺は京都市中京区にある天台宗の寺院で、革堂(こうどう)とも呼ばれる。
1004年(寛弘元年)、行円によって一条油小路に創建されたのが始まり。行円は俗人であったころ狩猟を生業としていたが、射止めた鹿の中から小鹿が産まれたのを見て悔い改め仏の道に入ったといい、この事を忘れないため常に皮衣を纏って布教を行なったため皮聖や革上人とも呼ばれ、革堂の名もそこからきている。
豊臣秀吉によって寺町荒神口に移され、1708年(宝永五年)の大火で焼失した後現在地へ移動した。
境内には本堂、愛染堂、鐘楼、寿老人神堂などがあり、西国三十三所第十九番札所としても知られる
見どころ 加茂明神塔、幽霊絵馬
拝観時間 8時~17時
拝観料 境内自由
サイト なし
住所 京都府京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17

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行願寺の見どころ

加茂明神塔

本堂の北側にある高さ約3mの五輪塔のことで、開山の行円上人が上賀茂神社のケヤキで本尊の千手観音像を刻ませて貰ったお礼に加茂明神を祀ったものだと言われている。

幽霊絵馬

革堂の近くに八左衛門という熱心な法華信者の質屋がおり、そこへ子守として奉公していたお文は、よく八左衛門の子供を革堂へ連れて行き遊ばせていた。ある時息子が革堂の御詠歌を口ずさんでいるのを聞いた八左衛門は宗旨の違う革堂へ連れていったことを怒り、お文を折檻したところ死なせてしまった。あわてた八左衛門は納屋の下に埋め知らぬ振りをしていたが、お文が戻らないことを不審に思った両親が革堂の観音様に祈ると、夢枕にお文が現れ事の次第を告げ手鏡を革堂に奉納してくれるよう頼んだ。
そこで両親が絵馬に手鏡をはめ込んで奉納したのが今も行願寺に伝えられている幽霊絵馬で、その後お文の遺体は発見され質屋の八左衛門は捕らえられたという。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「革堂」の御朱印、②都七福神「寿老神」の御朱印、③御詠歌の御朱印。
入手場所 境内納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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