法然院

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


0

種類 寺院(浄土宗系単立)
アクセス 市バス南田町下車徒歩5分。市バス浄土寺下車徒歩10分。駐車場なし。
概要 法然院は京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町にある浄土宗系の単立寺院で、正式には善気山法然院萬無教寺という。
当地は法然が住蓮、安楽らと共に草庵を開いた跡地と伝えられ、1680年(延宝八年)、知恩院三十八世萬無がそこへ念仏道場を建てることを計画し、弟子の忍澂によって伽藍が完成した。
長らく浄土宗の一本山だったが、1953年(昭和二十八年)に独立して単立の宗教法人となった。
境内は普段から入ることができるが、伽藍は春と秋の一定期間のみ公開。椿や紅葉の名所としても知られる。
見どころ 本堂方丈墓所椿・紅葉
拝観時間 6時~16時。本堂は4月1日~7日、11月1日~7日のみ公開、9時30分~16時。
拝観料 境内自由(本堂特別公開春500円、秋800円)
サイト http://www.honen-in.jp/
住所 京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30

[gad]

法然院の見どころ

本堂

建物は1688年(貞亨五年)の再建で、内部には源信作と伝えられる本尊の阿弥陀如来坐像、法然上人立像、萬無和尚坐像、観音菩薩像などが安置されている。
本尊前の須弥壇には二十五菩薩を象徴して、25輪の生花が一面に散華されている。
花の種類は季節ごとにかわり、ツバキ、ツツジ、アジサイ、フヨウ、菊、ムクゲなどが使われる。

方丈

1687年(貞亨四年)に伏見城にあった後西天皇の皇女誠子内親王の御殿を移築したもの。
内部には「桐に竹図」「若松図」など狩野光信筆と伝わる襖絵や堂本印象による襖絵が飾れれている。
方丈前には庭園があり、忍澂が杖で突いたところ湧き出たといわれる名水「善気水」が湧く。

墓所

法然院には学者や文学者など著名人の墓が多く、境内東奥の墓所には、文学者の谷崎潤一郎、経済学者の河上肇、哲学者の九鬼周三、東洋史学者の内藤湖南、考古学者の浜田青陵などが眠っている。

椿・紅葉

境内は自然豊かで、特にツバキや紅葉が美しい。
本堂北側の中庭には三銘椿と呼ばれる、五色散り椿・貴椿・花笠椿と名付けられた三本の椿の古木があり、春の特別公開の時に見学することができる。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 「南無阿弥陀仏」の1種類
入手場所 境内寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
[gad45]

広告