随心院

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗善通寺派)
アクセス 地下鉄東西線小町駅徒歩5分。京阪バス小町下車すぐ。無料駐車場あり。
概要 随心院は京都市山科区小野御霊町にある真言宗善通寺派の大本山寺院。
991年(正暦二年)、弘法大師空海の8代目の弟子にあたる仁海僧正がこの地を一条天皇から賜って寺を建てたのが始まりとされる。また創建に関しては、仁海が夢で亡き母が牛に生まれ変わっていることを知り、その牛の世話をしたがやがて死んでしまったのでその皮に両界曼荼羅の描きこれを本尊にしたというエピソードが残されており古くは牛皮山曼荼羅寺と称した。
第5世増俊阿闍梨の時に子院として随心院を設立し、1229年(寛喜元年)後堀河天皇の宣旨によって門跡寺院(皇族や摂関家出身者が住持を務める寺院)とって高い寺格を誇ったが、応仁の乱で焼失し衰微した。
その後、九条家の支援で1599年(慶長四年)に本堂が再建されるなど江戸時代初期までには復興をとげた。
小野小町が住んだ地との伝承もあり、境内には小町関連のものが多い。また梅園があり、梅の名所として知られる。
見どころ 本堂、書院、梅園
拝観時間 9時~16時30分
拝観料 境内400円、梅園400円
サイト http://www.zuishinin.or.jp/
住所 京都府京都市山科区小野御霊町35

随心院の見どころ

本堂

1599年(慶長四年)に再建された寝殿造の建物。
内部には本尊の如意輪観音菩薩坐像や快慶作の木造金剛薩埵坐像(重文)、定朝作と伝えられる阿弥陀如来坐像(重文)、平安時代後期の薬師如来坐像、小町の晩年の姿を写したといわれる卒塔婆小町像などを安置する。
本堂背後には小野小町の恋した男性達が小町に送った手紙を埋めたという小町文塚がある。

書院

建物は寛永年間(1624年~1644年)に九条家出身の天真院尼が寄進したもの。
内部には同じく九条家から贈られた狩野派による襖絵「四愛図」「四季花鳥図」などが飾れれている。

梅園

総門を入ってすぐの所にあり、200本を超える梅の木が植えられている。
3月1日~4月1日にかけて観梅祭として開放され、3月の最終日曜日には少女達によってはねず踊りが披露される。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「曼荼羅殿」の御朱印(様々な限定バージョンあり)、②京都十三仏第十一番「阿閦如来」の御朱印。
入手場所 拝観受付。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 花柄で表紙の裏のページに小野小町が描かれた御朱印帳があります。

 
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