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基本情報
知名度 | ★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(臨済宗) |
アクセス | 北鎌倉駅から徒歩25分。鎌倉駅から徒歩20分。駐車場あり。 |
概要 |
海蔵寺は神奈川県鎌倉市扇ヶ谷にある臨済宗の寺院。 海蔵寺が建つ以前にはこの場所に宗尊親王の命により建てられた寺があったが、鎌倉幕府滅亡と焼失しその後、1394年(応永元年)に扇ヶ谷上杉家四代目の上杉氏定が足利氏満の命で源翁心昭を開山として当寺を創建したとされるが詳しいことは不明。 開山の源翁心昭は、近づく生物を全て殺してしまう那須の殺生石(鳥羽天皇を誑かした妖狐玉藻前が退治されて石と化したものという)を砕いた伝説で知られる。 五山や十刹に列せられることはなかったが、一時は上杉氏の庇護のもとかなりの寺勢を誇っていたようである。 鎌倉三十三観音霊場の二十六番札所、鎌倉十三仏霊場第七番札所、鎌倉二十四地蔵尊霊場第十五番札所、東国花の百ヶ寺第九十六番札所、弘法大師相模二十一ヶ所霊場第五番札所。 |
見どころ | 本堂、薬師堂、底抜ノ井、十六の井、植物、岩船地蔵堂 |
拝観時間 | 9時30分~16時30分 |
拝観料 | 「十六の井」は100円 |
サイト | なし |
住所 | 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4-18−8 |
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海蔵寺の見どころ
本堂
旧本堂は1923年(大正十二年)の関東大震災で倒壊し、現存する建物は1925年(大正十四年)の再建。内部板戸に描かれた龍雲図は狩野探信、牡丹唐獅子図は藤原義信の作。
仏殿(薬師堂)
本堂の左手に位置する建物で、1776年(安永五年)に浄智寺から移築したもの。堂内には、鎌倉市指定文化財の薬師三尊像や十二神将像を安置する。本尊の薬師如来像は啼薬師、児護薬師とも呼ばれ、以下のような話しが伝えられている。寺ができたばかりのある夜、寺の背後にある小さな墓が金色の光と芳香を放ち、中から小児の声が聞こえたので開山の源翁和尚が経を読みこれに袈裟をかけたところ治まった。翌日、その墓を掘り返してみると薬師如来の頭部が現れたので、薬師如来像を作りその中に頭部を収めた。実際、この像の胸の辺りには扉が着いており、胎内に仏面が納められているが、60年に一回しか開かれることはない。
底抜ノ井
山門の手前にある井戸で、鎌倉十井のひとつに数えられている。安達泰盛の娘千代能(または上杉家の尼僧)が、この井戸から水を汲もうとしたところ、桶の底が抜けてしまい、それがきっかけになり悟りを開いたという話が伝えられている。
十六の井
境内南隅にある鎌倉時代の井戸で、16の丸穴があることからそう呼ばれる。水が沸いているが、もともとは井戸ではなくやぐらだとする説もある。
植物
境内は自然豊かで、梅、サクラ、つつじ、萩、紅葉など四季折々の植物を楽しむことができる。
岩船地蔵堂
海蔵寺の一部を成す建物だが少し離れた場所にあり、飛び地になっている。堂内には源頼朝の娘である大姫の守本尊と伝えられる岩船地蔵尊を安置する。
御朱印
種類 | ①「南無瑠璃光如来」の御朱印、②鎌倉三十三観音霊場第二十六番「南無十一面観世音」の御朱印、③鎌倉十三仏七番「南無瑠璃光如来」の御朱印、④弘法大師相模二十一ヶ所霊場第五番「南無大師」の御朱印、⑤東国花の寺百ヶ寺「南無瑞光如来」の御朱印、⑥鎌倉二十四地蔵霊場第十五番「南無岩船地蔵尊」の御朱印。 |
入手場所 | すべて境内朱印所。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | ないようです。 |
アクセスと駐車場
鎌倉駅か徒歩
JR鎌倉駅西口改札を出て、直進するとスーパー紀伊国屋が見えてくるのでその手前の信号を右折。後は道なりにひたすら歩けば到着。所要時間約17分。適切なバスは無いので基本徒歩で向かうことになる。
駐車場
海蔵寺の入り口の少し手前に参拝者用の無料駐車場があるので、車の場合はこれを利用することができる。
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