安陪文殊院

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基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(華厳宗)
アクセス JR・近鉄桜井駅から奈良交通バス石舞行きで安陪文殊院前下車。有料駐車場あり。
概要 安陪文殊院は奈良県桜井市阿部にある華厳宗の寺院で、山形の大聖寺、天橋立の智恩寺と共に日本三大文殊に数えられている。
大化の改新で活躍し左大臣となった安倍倉梯麻呂(内麻呂)が安倍氏の氏寺として安倍寺を建てたのが始まりとされ、大伽藍を誇ったが多武峯(現在の談山神社)の衆徒に焼かれ、別所として築かれた現在地だけが残った。
その後本尊の文殊菩薩が信仰を集めるようになり、また陰陽師安倍晴明ゆかりの寺としても崇敬を集めた。
境内には、本堂、金閣浮御堂、白山堂、晴明堂などが建ち、桜、ツツジ、サツキ、コスモス、紅葉なども美しい。
祈祷の寺としてしられ、受験シーズンには多くの受験生が合格祈願の訪れる。
見どころ 本堂・騎獅文殊菩薩金閣浮御堂白山堂文殊院東古墳・西古墳
拝観時間 9時~17時
拝観料 境内自由。本堂拝観大人700円、小学生500円(お抹茶・菓子付き)。金閣浮御堂霊宝館大人700円、小学生500円(御守付き)。両者共通大人1200円、小学生800円。
サイト http://www.abemonjuin.or.jp/
住所 奈良県桜井市阿部645

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安倍文殊院の見どころ

本堂・騎獅文殊菩薩

現存の本堂は1665年(寛文五年)の再建で堂内には本尊の騎獅文殊菩薩像と脇侍の善財童子像・優填王像・維摩居士像(最勝老人)・須菩提像を安置する。
像高さ7mという日本最大の騎獅文殊菩薩像は台座の獅子を除いて1203年(建仁三年)快慶の作で、脇侍も桃山時代の維摩居士像以外は鎌倉時代の作。2013年(平成二十五年)に国宝に指定されている。

金閣浮御堂(仲麻呂堂)

安倍一族を祀るために1958年(昭和六十年)、文殊池の中に建立された金色の堂。
内部には遣唐使として唐に渡り、そのまま唐の皇帝に仕えて客死した阿倍仲麻呂や陰陽師安倍晴明の像が安置されている。

白山堂

文殊院境内にある神社で、伊奘諾尊と伊弉冉尊を仲をとりもった神・白山菊理姫を祀り、縁結びの神として信仰されている。流造柿葺の社殿は室町時代の建立で重要文化財に指定されている。

文殊院西古墳

文殊院の境内には飛鳥時代のものと考えられる二つの古墳がある。
本堂横の西古墳は安倍寺の創建者安倍倉梯麻呂の墓ともされ、玄室には空海自作と伝わる願掛け不動の石仏が祀られている。特別史跡に指定。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①日本三所第一「文殊大士」、②大和十三仏霊場第三番「文殊大士」、③大和北部八十八ヶ所霊場第八十二番「文殊大士」、④大和七福八宝霊場「弁財天」。
貰える場所 いずれも拝観受付。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 金閣浮御堂が描かれた御朱印帳があります。値段は1000円、サイズは18×12㎝。

 
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