大巧寺(おんめさま)

[spp]

基本情報

知名度
平均評価




4

種類 寺院(日蓮宗)
アクセス 鎌倉駅東口から徒歩3分。
概要 おんめさまは神奈川県鎌倉市小町にある日蓮宗の寺院で、正式には長慶山正覚院大巧寺という。
若宮大路沿いに山門があり、ここから入っていく人が多いが、これは本当は裏門であって正門は小町大路側に立っている。
一般には「おんめさま」の愛称で知られ、安産祈願の寺として親しまれている。本尊は産女霊神。
見どころ 本堂
拝観時間 9時~17時
拝観料 境内自由
サイト http://onmesama.ec-net.jp/
住所 神奈川県鎌倉市小町1-9-28

大巧寺の見どころ

本堂

現存する本堂は関東大震災以後に再建されたもので、おんめさまを祀る、5世住持の日棟が難産で苦しんで死んだ秋山勘解由という人物の妻の霊を供養して成仏させ、その後お産に苦しむ人のために産女神霊を本尊として祀ったのが始まりという。「おんめさま」はこの「お産女様(おうめさま)」が訛ったものだとされている。子授け・安産にご利益があるとして有名で、遠方からも祈祷やお守りを求めに人がくる。

参道には様々な植物が植えられており、四季折々に花を咲かせる。ツバキ、ウメ、スイセン、ヒカンザクラ、アジサイ、キンシバイ、ミツマタ、フヨウ、オミナエシなど。

御朱印・御朱印帳

種類 ①「産女霊神」の御朱印、②「南無妙法蓮華経」の御首題。
入手場所 寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

歴史

正確な創建年代は不明。元は十二所にあって大行寺と言ったが、源頼朝がここで軍評定(合戦前の作戦会議)を行い、戦に大勝利したことから大功寺に改めたとされ、1274年(文永十一年)、当時の住持が日蓮に帰依して日蓮宗の寺に改宗し、場所も妙本寺に近い現在地に移転したという。
1547年(天文十六年)には北条氏綱より一貫二百文を安堵され、その後1575年(天正三年)に檀那だった浜名時成から6貫文の寄進を受け、寺領は七貫二百文となった。
また1591年(天正十九年)には関東入りをはたした徳川家康により寺領を安堵されている。

広告

アクセスと駐車場

鎌倉駅から

JR鎌倉駅東口(江ノ電の場合は地下道を通り東口にまわる)を直進し、若宮大路に出る。信号を渡った先の島森書店の右隣に大巧寺の入り口がある。

駐車場

専用の駐車場は無いので、車の場合は周辺のコインパーキングを利用。主なところでは、若宮大路沿いの東急ストア駐車場が30分300円、スルガ銀行裏のリパーク鎌倉小町第4が15分200円(土日祝日は100円)となっている。

 
[gad45]

広告