安養院

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基本情報

知名度 ★★
平均評価




3

種類 寺院(浄土宗)
アクセス 鎌倉駅東口から10分。
概要 安養院は神奈川県鎌倉市大町三丁目にある浄土宗の寺院で、正式には祇園山安養院田代寺という。
源頼朝の菩提を弔うために北条政子が1225年(嘉禄元年)に願行を開山として笹目に建立した律宗の長楽寺が前身といい、鎌倉時代末期に現在地遷され浄土宗の寺となったとされる。安養院という名前は政子の法名安養院如実妙観大禅定尼による。
1310年(延慶三年)の鎌倉大火では失火元となったとされ、1680年(延宝八年)には町屋の失火から全焼し、1923年(大正十二年)の関東大震災でも裏山が崩壊し本堂が全壊している。
鎌倉三十三観音霊場の第三番札所で、坂東三十三観音霊場第三番札所でもある。
見どころ 田代観音宝篋印塔ツツジ地蔵菩薩像
拝観時間 8時~16時30分
拝観料 100円
サイト なし
住所 神奈川県鎌倉市大町3-1-22

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安養院の見どころ

田代観音

本堂内に安置されている千手観音菩薩像。1680年(延宝八年)の火事で全焼した際に、比企ヶ谷にあった末寺の田代観音堂を移転させ、その時、観音堂の本尊だったこの千手観音菩薩像もともに移された。この観音菩薩は元々、頼朝に仕えた田代信綱とうい武士の念持仏だという。堂内には他に本尊の阿弥陀如来坐像や北条政子像が安置されている。坂東三十三観音霊場、鎌倉三十三観音霊場第三番札所。

宝篋印塔

本堂裏手には安山岩製の宝篋印塔(墓塔の一種)があり、徳治三年(1308年)の銘を持つ。破損して後に補修されている部分もあるが、鎌倉にある東国型の宝篋印塔の中では最古のもの。また近くには北条政子の墓とされる小さな宝篋印塔も建っている。

ツツジ

安養院ではツツジの名所として知られ、5月には一面が赤紫の花で埋め尽くされる。また本堂前には市の天然記念物となっているマキの巨木がある。

地蔵菩薩像

山門左側の小さなお堂に安置されている石造の地蔵菩薩像は日限地蔵の名で知られ、願い事をすると定めた日数以内に願いをかなえてくれるという。

御朱印

種類 ①「南無阿弥陀仏」の御朱印、②鎌倉三十三観音霊場第三番「千手大悲殿」の御朱印、③坂東三十三観音霊場第三番「千手大悲殿」、④鎌倉二十四地蔵霊場第二十四番「日限地蔵尊」の御朱印、⑤弘法大師相模二十一ヶ所霊場第八番「南無大師遍照金剛」の御朱印。
入手場所 入口右側の納経所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。
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アクセス

鎌倉駅から徒歩

JR鎌倉駅東口ロータリーを直進して若宮大路に出たら海岸方面に進み、下馬交差点を左折。後は県道311進めば到着。所要時間約10分。

鎌倉駅からバス

鎌倉駅東口のバス乗り場から京急バス鎌31に乗り大町四ツ角下車。

駐車場

専用の駐車場はないので車の場合は周辺のコインパーキングなどを利用。
ちょうど寺の向かい側に三井のリパークがあり、日中は40分200円で利用することができる。

 
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