長命寺(滋賀)

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(天台宗系単立)
アクセス JR東海道線近江八幡駅から長命寺・宮ヶ浜行きバスで長命寺下車、徒歩20分。駐車場あり。
概要 長命寺は滋賀県近江八幡市長命寺町にある天台宗系の単位寺院。
景行天皇の代(71年~130年?)、武内宿禰が当地で長命を祈願したところ300歳まで生きて5代の天皇に仕えたといい、後にこの話を聞いた聖徳太子が当地を訪れると宿禰が祈願の際に使った柳の木を発見し、突如現れた白髪の老人のすすめに従ってこの木で3体の観音像を刻み、これを安置する寺を建てたと寺伝は伝える。
836年(承和三年)に頼智という僧によって再興され、平安時代後期以降は当地に勢力を持った武家の佐々木氏の氏寺として繁栄した。
1184年(元暦元年)には源氏方で戦い戦死した佐々木秀義の為に源頼朝が本堂、多宝塔などを寄進している。
その後、1516年(永正十三年)に佐々木氏と伊庭氏の争いに巻き込まれてほとんどの建物を焼失したが、江戸時代初期までに再建され、現在も西国三十三所31番札所として信仰を集めている。
見どころ 本堂三重塔三仏堂鐘楼
拝観時間 8時~17時
拝観料 境内自由
サイト なし
住所 滋賀県近江八幡市長命寺町157

長命寺の見どころ

本堂

現存する本堂は1524年(大永四年)の再建。
須弥壇中央の厨子には、千手観音立像(重文、平安時代後期)、十一面観音立像(重文、平安時代初期)、聖観音立像(重文、鎌倉時代)を納め、その左に毘沙門天立像(重文)、右に不動明王立像を安置する。
観音像はいずれも秘仏であり直接拝観することはできない。

三重塔

1597年(慶長二年)の建立で、1956年(昭和四十年)に解体修理が行われている。
初層内部には桃山時代の胎蔵界大日如来像と鎌倉時代の四天王像を安置する。

三仏堂

正面5間、側面3間の建物で、桃山時代の建立とされるが1793年(寛政五年)に改築されている。
堂内には阿弥陀如来立像、薬師如来立像、釈迦如来立像のの三仏を安置する。

鐘楼

重層、入母屋造檜皮葺き、袴腰付きの鐘楼は1608年(慶長十三年)の建立。
吊るされている鐘は山麓にある三ツ石と呼ばれる岩の間に住む龍女が奉納してものと伝えられる。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①西国三十三所第三十一番「(千手)大悲殿」の御朱印、②西国三十三所第三十一番御詠歌の御朱印、③近江西国霊場第二十一番「大悲殿」の御朱印、近江七福神「毘沙門天」の御朱印。
貰える場所 境内納経所。
値段 1件300円。
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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