江ノ島島内マップ
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基本情報
知名度 | ★★★★★ |
平均評価 | |
種類 | 島 |
アクセス | 小田急片瀬江ノ島駅から10分。江ノ電江ノ島駅から15分。湘南モノレール湘南江ノ島駅から17分。 |
概要 |
神奈川県藤沢市沖の相模湾に浮かぶ周囲約4km、標高約60m、面積0.38k㎡の島。 古くから弁天信仰の地として知られ、現在でも通年人の絶えることのない人気の観光スポットとなっている。 またマリンスポーツや釣りも盛んに行われている。 |
見どころ | 湘南大堤防、岩屋、稚児ヶ淵、磯、江島神社、サムエル・コッキング苑、灯台、江島神社辺津宮、江島神社中津宮、江島神社奥津宮、江の島大師、龍恋の鐘、児玉神社 |
拝観時間 | 24時間 |
拝観料 | 無料 |
サイト | なし |
住所 | 神奈川県藤沢市江の島 |
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江ノ島の見どころ
湘南大堤防
江ノ島の先端に位置する港。
一段高くなった外側の部分はテラスになっており、周辺が一望でき、休日には釣りを楽しむ人も多い。
岩屋
波の浸食によってできた洞穴で、第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)がある。
崩落の危険性から長い間閉鎖されていたが、1993年から有料の観光施設としてオープンした。
営業時間は3~11月が9~17時(八月は~18時、土日祝日は+1時間の場合あり)、12~2月は9時~16時、料金は大人500円、小・中学生200円。
内部には江ノ島の自然や歴史を示したパネルや石像などが展示されている。
岩屋の奥は富士山の氷穴に通じてるという伝説がある。
稚児ヶ淵
第二岩屋へ行く途中外に出る部分があるが、ちょうどその辺りの磯場を稚児ヶ淵という。
鶴岡八幡宮の相承遠院の稚児白菊が、建長寺広徳庵の僧自休との恋愛の末に身を投げたという伝説からこう呼ばれるようになった。
日没時に望む富士山が美しいことでも知られ、神奈川の景勝五十選に選ばれている。
磯
江の島には淞南大堤防のよこから入っていくことのできる表磯と稚児が淵辺りから西側に広がる裏磯がある(表磯から裏磯へは歩いて渡ることはできない)。
潮溜まりには、ヤドカリやハゼなどの小魚やタコがいるので磯遊びもたのしめる。また釣りでは黒鯛や石鯛、イナダ、ソウダガツオなどが狙える。
この磯場は1923年(大正十二年)の関東大震災で大きく隆起してできたという。
サムエル・コッキング苑
サムエル・コッキングは英国人の貿易商で、1880年に江ノ島神社の所有地500坪を買い別荘を建て、82年には土地を買い増して庭園を造営した。
この跡地に建設されたのが現在のサムエル・コッキング苑で、ツカミヒイラギ、クックアロウカリア、シマナンヨウスギ、タイミンチクなどの植物やコッキングが造った温室設備の遺構を見ることができる。
料金は大人200円、小人100円。
灯台(シーキャンドル)
コッキング苑の一角に聳える展望用の灯台。
高さは59.8mあり、周囲の風景を一望でき時期によってはLEDを使ったイルミネーションも楽しめる。
営業時間は9時~20時、入苑料プラス昇塔料として300円(小人150円)が必要となる。
江島神社辺津宮
江島神社の中心をなす三宮のうち一番下に位置する神社で、田寸津比賣命(タギツヒメ)を祀る。
1260年(建永元年)鎌倉幕府第三代将軍源実朝によって創建されたのが最初といい、1675年(延寶三年)に再建された。
現在の建物は1976年(昭和五十一年)に新築されたもの。
江島神社中津宮
社伝によれば853年(仁寿三年)に慈覚大師によって創建されたのが始まりといい、現在は市寸島比賣命(イチキシマヒメ)を祀っている。
1689年(元禄二年)に五代将軍徳川綱吉によって権現造の社殿に建て直されたが現在の建物は新しい。
江島神社奥津宮
江島神社の本宮で、多紀理比賣命(タキリビメ)を祀る。
社殿は1841年(天保十二年)に焼失し、現存するのは1842年(天保十三年)に再建されたもの。天井には、どこからみてもこちらを睨んでいるように見えるという「八方睨みの亀」が描かれている。
江の島大師
池口恵観が法主を務める鹿児島の最福寺の別院として1993年(平成五年)に創建された単立寺院。
中津宮から奥宮に行く途中にあり、入り口の真っ赤な仁王像が印象的。
龍恋の鐘
岩屋の真上に位置する恋人の丘に設けられた鐘。
江の島には悪さをしていた龍が天女に恋をして心を入れ替えるといった伝説が残されており、この鐘はそれにちなんで「龍恋の鐘」と呼ばれている。
鐘の前に設置されたフェンスは恋が続くことを願った恋人達によってかけられた南京錠で埋め尽くされている(南京錠は土産物店などで買って用意しておく必要あり)。
児玉神社
日露戦争で活躍したことなど知られる陸軍大将児玉源太郎(1852-1906年)を祀る神社。
1912年(明治四十五年)の創建で、社殿は築地本願寺などで知られる建築家伊東忠太の設計。
江ノ島の歴史
古くから人が生活していた痕跡があり、縄文後期から弥生時代にかけての土器が発見されている。
1182年(寿永元年)に源頼朝が文覚の勧めで、奥州藤原氏調伏祈願のため、弁財天を勧請したという記録があり、以後、幕府の祈願所となり将軍や御家人の信仰を集めた。
1600年(慶長五年)には徳川家康が参詣するなど変わらず武家の崇敬篤く、江戸後期には一般民衆にも信仰が広まり、江戸から近い手ごろさもあり多くの参拝客を集めた。
戦後にはヨットハーバーができるなど、マリンスポーツも盛んで、1964年の東京オリンピックではヨットの競技会場となっている。
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