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基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(日蓮宗) |
アクセス | 常磐線北小金駅から徒歩15分。駐車場あり。 |
概要 |
本土寺は千葉県松戸市平賀にある日蓮宗の寺院。 寺伝によれば、1269年(文永六年)に蔭山土佐守という人物が日蓮を招いて「狩野の松原」に法華堂を建てたのが当寺の始まりといい、この御堂が災害で損壊したため千葉氏の家臣曽谷教信と協力して、1277年(建治三年)、現在地にあった鼻和地蔵堂を寺に改めて、日蓮の弟子日朗が開堂供養を務め、日蓮から「北谷山日蓮本土寺」(1365年に長谷山に改称)の寺号が贈られた。 その後、名僧を多く輩出して多数の末寺を抱える大寺に発展し、池上の長栄山本門寺、鎌倉の長興山妙本寺とともに「朗門の三長三本」と称えられた。 江戸幕府による不受不施派の弾圧や明治はじめの廃仏棄釈で寺勢は衰えたが、現在でも貴重な文化財が多く残り、アジサイや紅葉の名所としても知られている。 |
見どころ | 仁王門、本堂、五重塔、宝物殿、像師堂、乳出の霊水、秋山夫人の墓、アジサイ・紅葉・植物 |
拝観時間 | 8時~17時(入門は16時30分まで) |
拝観料 | 大人500円、小学生以下無料。 |
サイト | http://www.hondoji.net/ |
住所 | 千葉県松戸市平賀63 |
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本土寺の見どころ
仁王門
境内入り口に位置する朱塗りの重層門。
江戸時代の慶安年間(1648~1651年)に建てられたものといい、正面には「長谷山」の扁額を掲げる。
本堂
1651年(慶安四年)に祖師堂として建てられたもので、1882年(明治十五年)に現在地へ移されて以来本堂として使われている。
五重塔
本堂の近くに建つ高さ18メートルの五重塔。
日像菩薩六百五十遠忌記念として1991年(平成三年)に建てられたものであり、内部にはインドのネール首相から贈られた仏舎利(釈迦の骨)を納める。
宝物殿
本土寺に伝わる文化財を収蔵、展示する博物館。
主な収蔵品には、1278年(弘安元年)に鎌倉幕府が計画した他宗との宗論に関して日蓮が弟子などに送った書状である「諸人御返事」や日蓮が比企能本(比企能員の変で滅んだ比企一族の生き残り)へ宛てた「大学三郎御書」、建治四年の銘を持つ梵鐘(いずれも重要文化財)などがある。
像師堂
仁王門の右側奥に位置する建物で、建っている場所は清和源氏の一流である平賀氏の邸宅跡であり日像上人誕生の地とされている。
元は輪蔵院という名の本土寺の支院だったが、現在は合併されている。堂内には日像菩薩像を安置。
乳出の霊水
像師堂の近くにある井戸の水の事で、乳の出が悪い女性が飲めばよく出るようになるといわれており、病気平癒にも効果があるという。
秋山夫人の墓
秋山夫人は、甲斐武田一族の出身で徳川家康の側室となり武田信吉(家康の5男、武田家を継承)を生んだ人物。
信吉が下総国小金城(現在の松戸市大谷口にあった城)に封じられたのに従いここに移りすんだが、間もなく病死し、当寺に葬られた。
アジサイ・紅葉・植物
本土寺の境内には約100本の桜(見頃は3月下旬~4月上旬)、約5000本のハナショウブ(見頃は6月)、約20000本のアジサイ(同じく見頃は6月)、約1500本のモミジ(紅葉は11月中旬~)をはじめ、梅、ツツジ、サツキ、藤、曼珠沙華など様々な植物が植えられており、これを目的に訪れる人も多い。
特にあじさいは名所として有名であり、「紫陽花寺」と呼ばれることもある。
御朱印(御首題)
種類 | 「妙法」または「南無妙法蓮華経」? |
入手場所 | 開山堂近くの寺務所。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | アジサイや紅葉がデザインされたオリジナル御朱印帳があります。サイズは16cm×11cm、値段は1000円。 |
アクセス
北小金駅から
常磐線北小金駅北口を出てみずほ銀行横の小道を直進して道なりに進む。所要時間は約15分。
駐車場
境内位置口付近に駐車スペースがあるので車の場合をこれを利用。ただ紅葉やアジサイのシーズンはすぐに満車になるので駅周辺のコインパーキングなどを使うのがよい。
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