偕楽園

偕楽園園内マップ

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基本情報

知名度 ★★★★
平均評価


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種類 庭園・史跡
アクセス JR常磐線偕楽園駅から徒歩5分。駐車場あり。
概要 偕楽園は茨城県水戸市にある庭園。
1842年(天保十三年)、水戸藩第9代藩主徳川斉昭(15代将軍徳川慶喜の父)により造営され、民と偕(ともに)に楽しむ場という意味から偕楽園と名付けられた。
広大な敷地では、孟宗竹、桜、ツツジ、ハギ、紅葉など様々な植物が楽しめるが梅の名所として特に有名で、岡山の後楽園、金沢の兼六園と共に日本三名園のひとつに数えられている。
主なイベントには、梅祭り(2月下旬~3月、ライトアップあり)、桜まつり(4月1日~15日)、つつじ祭り(4月下旬~5月中旬、萩まつり(9月1日~9月中旬、ライトアップあり)、もみじ谷のライトアップ(11月中旬)がある。
見どころ 好文亭梅園子規の句碑左近の桜吐玉泉
拝観時間 2月20日~9月30日→6時~19時、10月1日~2月19日→7時~18時
拝観料 入園は無料。好文亭は大人200円、小人100円。
サイト http://koen.pref.ibaraki.jp/
住所 茨城県水戸市常盤町・見川町

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偕楽園の見どころ

好文亭

好文亭は開園時に徳川斉昭自らの設計で建てられた木造三階建ての建物で江戸時代には客人などをもてなすための場として使用された(1945年の空襲でダメージを受け大部分は復元されたもの)。
内部に入るのは有料で、利用時間は2月20日~9月30日が9時~17時、10月1日~2月19日が9時~16時30分となっている。

梅園

梅は天保年間(1880-1844年)に梅干しの生産を兼ねて植えられたのが始まりといい、現在では約100種類3000本の梅が植えられており、関東屈指の梅の名所として知られる。早咲きの品種では12月下旬から見頃を迎えるいう。

子規の句碑

正岡子規は1899年(明治二十二年)に当園を訪れ、好文亭三階の楽寿楼からの眺めに甚く感動したといい、好文亭近くには「崖急に 梅ことごとく 斜めな」という子規の句碑が立てられている。

左近の桜

見晴広場にある桜の木のこと。
1831年(天保二年)、有栖川宮熾仁親王の子登美宮吉子が徳川斉昭に嫁いだ記念に京都御所の左近の桜を分けて小石川にあった水戸徳川家の屋敷内(現小石川後楽園)に植えたのが始まりで、1841年(天保十二年)に水戸藩の藩校である弘道館が完成するとここに移された。
その木自体は枯れてしまったが、1963年(昭和三十八年)に茨城県が宮内庁から改めて京都御所の桜を分けてもらい当園と弘道館に植えられたのが現存する木。

吐玉泉

竹林の奥にある真弓山の大理石で出来た水鉢のこと。眼病に効くといわれる湧き水を湛えており、江戸時代には好文亭で開かれた茶会の茶の湯としても使われたという。

 
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