石手寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

種類 寺院(真言宗)
アクセス 伊予鉄道城南線道後温泉駅から徒歩15分。松山市駅などから伊予鉄道バス奥道後線で「石手寺前」下車すぐ。無料駐車場あり。
概要 石手寺は愛媛県松山市石手にある真言宗豊山派の寺院。
寺伝によれば、728年(神亀五年)に伊予の豪族・越智玉純が夢のお告げにより当地が霊地であることを知って熊野12社権現を祀ったのが始まりとされ、翌年行基作の薬師如来像を安置し、聖武天皇の勅願所となったという。
当初は安養寺といい法相宗に属したが、813年(弘仁四年)に弘法大師空海が訪れたのを機に真言宗の影響を受けるようになり、892年(寛平四年)に河野氏に手に石を持った赤子が生まれたことから石手寺と改称されたいう。
戦国時代には長宗我部元親の兵火をうけたが、現在も貴重な文化財が数多く残されている。四国八十八箇所霊場第五十一番札所。
見どころ 仁王門鐘楼三重塔宝物館本堂大師堂鬼子母神堂マントラ洞窟
拝観時間 8時~17時
拝観料 境内自由。宝物館は大人200円、中学生150円、子供100円。洞窟は100円。
サイト http://www.nehan.net/
住所 愛媛県松山市石手2-9-21

石手寺の見どころ

仁王門

境内入口に建つ三間一戸の重層門。1318年(文保二年)の建立と伝えられ、国宝に指定されている。また左右に安置される仁王(金剛力士)像は湛慶の作と伝えられる。

鐘楼

1333年(元弘三年)の建立で、楼上には建長三年(1251年)の銘を持つ梵鐘を吊るす。重要文化財に指定。

三重塔

高さ約24メールで、内部には五智如来を祀る。正確な年代は不明だが、鎌倉時代後期の建立とみられ、国の重要文化財に指定されている。

宝物館

石手寺に伝わる文化財などを収蔵、展示する施設。ブッダの生涯を描いた彫刻や河野氏に生まれた子どもが握っていたもので石手寺と改称される切っ掛けとなったといわれる衛門三郎(衛門三郎は遍路を始めたとされる人物)と書かれた「玉の石」、獅子頭、天人面、掛仏などが展示されている。

本堂

単層入母屋造本瓦葺。鎌倉時代中期から後期の建立とみられ、国の重要文化財に指定されている。堂内には本尊薬師如来像を安置。

大師堂

真言宗の祖である弘法大師空海を祀るお堂。参詣した人が落書きを残していく習慣があることから、「落書き堂」とも呼ばれ、かつては夏目漱石や正岡子規が残した落書きもあったという。

鬼子母神堂

鬼子母神(訶梨帝母天)を祀るお堂。安産、子宝にご利益があるといわれ、妊娠している人がお堂の前の石を持ち帰り、無事に出産できたら石を2つにして返すという風習がある。創建当初に越智玉純が建てた熊野12社権現が残ったものとされる。

マントラ洞窟

境内にある洞窟。内部には多数の仏像が安置され仏教的な世界が表現されているが、薄暗く怖いという評判もある。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 ①四国第五十一番「薬師如来」の御朱印、②奥之院「釈迦如来」の御朱印。
貰える場所 境内納経所。②は奥の院である石鉄寺(伊予郡砥部町総津1548)の御朱印ですが境内で頂けるようです。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 仁王門、三重塔、大師像などが描かれたオリジナル御朱印帳があります。

 
[gad45]

広告