[spp]
基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(天台宗) |
アクセス | 西鉄大宰府線西鉄五条駅から徒歩12分。西鉄天神大牟田線都府楼前駅から徒歩20分。駐車場あり。 |
概要 |
観世音寺は福岡県太宰府市観世音寺にある天台宗の寺院。 天智天皇が朝鮮半島への軍事介入のため滞在していた筑紫朝倉宮で亡くなった母・斉明天皇の追善のために発願したのが始まりで、746年(天平十八年)にようやく完成したとされる。 761年(天平宝字五年)には僧侶に戒律を授けるための施設である戒壇院が鑑真によって設置され(東大寺、下野薬師寺と共に天下三戒壇のひとつ)、かなり大規模な寺院だったとみられるが、平安時代以降度々火災に遭い、現存の建物は近世以降の再建。境内は国の史跡に指定。 |
見どころ | 梵鐘、収蔵庫、金堂、講堂、戒壇院 |
拝観時間 | 9時~17時 |
拝観料 | 境内自由。収蔵庫は大人500円、高校生・大学生300円、小中学生150円。 |
サイト | なし |
住所 | 福岡県太宰府市観世音寺5-6-1 |
観世音寺の見どころ
梵鐘
観世音寺の梵鐘は正確な年代は不明だが白鳳期(650-54年)に鋳造されたものともされ、日本最古の鐘のひとつといわれている。戊戌年(698年)の銘を持つ京都妙心寺の鐘とは同じ木型で造られて兄弟鐘とみられるが、年代はこちらの方が古いと考えられている。国宝に指定。
収蔵庫(宝蔵)
観世音寺に伝わる数々の文化財を収蔵、展示するための施設。主な収蔵品には、平安時代後期の木造馬頭観音立像、平安時代中期の木造地蔵菩薩立像、鎌倉時代の石造狛犬(いずれも重要文化財)などなどがある。
金堂
現存の建物は1631年(寛永八年)の再建。堂内には本尊の阿弥陀如来坐像や四天王像、十一面観音像、大黒天像などが安置されていたが、これらは現在収蔵庫に移されている。
講堂
現存の建物は1688年(元禄元年)の再建。元々安置されていた聖観音坐像、十一面観音立像、馬頭観音立像等は同じく収蔵庫へ移されている。
戒壇院
761年(天平宝字五年)に鑑真によって設立された戒壇院の後継の建物だが、1703年(元禄十六年)に観世音寺から独立して現在は臨済宗の寺院となっている。本堂は1680年(延宝八年)の再建で、堂内には国の重要文化財に指定されている平安時代末期の盧舎那仏坐像を安置する。
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御朱印・御朱印帳
種類 | ①九州西国第三十三番「聖観世音」の御朱印、②「毘盧遮那」の御朱印。 |
貰える場所 | ①は宝蔵、②は戒壇院(正式には別の寺院)。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | 梵鐘や講堂が描かれたオリジナル御朱印帳があります。 |
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