飛騨国分寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


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種類 寺院(真言宗)
アクセス JR高山本線高山駅から徒歩5分。駐車場あり。
概要 飛騨国分寺は岐阜県高山市総和町にある高野山真言宗の寺院。
741年(天平十三年)に聖武天皇によって国分寺建立の詔が出された事を受けて、飛騨国の国分寺として746年(天平十八年)に行基が創建したとされる。
819年(弘仁十年)に火災に遭い、比較的早い時期に再建されたとみられるが、その後の歴史はよくわかっていない。
飛騨三十三観音霊場第一番札所、中部四十九薬師霊場四十一番札所。2月3日の節分星まつりでは豆撒きが行われ多くの人で賑わう。
見どころ 鐘楼門大イチョウ本堂三重塔さるぼぼ堂飛騨国分寺塔跡
拝観時間 9時~16時
拝観料 境内自由。宝物拝観一般300円、小中学生250円。
サイト http://hidakokubunji.jp/
住所 岐阜県高山市総和町1-83

飛騨国分寺の見どころ

鐘楼門

山門の奥に建つ重層門。
安土桃山時代の建立で、上層は1761年(宝暦十一年)に増築されたもの。吊るされている梵鐘も1761年の鋳造。

大イチョウ

本堂の手前には、行基の手植えと伝えられる大イチョウがある。
このイチョウの樹皮を削って乳の出ない母親に飲ませると乳の出がよくなるといわれ、「乳イチョウ」の別称がある。樹齢約1200年、高さ37メートル。国の天然記念物に指定。

本堂

現存の建物は室町中期の再建。
堂内には行基作と伝えられる本尊の薬師如来坐像(重文)や平安時代の聖観音菩薩立像(重文)、恵心僧都作と伝えられる阿弥陀如来座像など円空作の弁財天像なを安置し、平家一門の家宝である小烏丸と伝えられる無銘の太刀も納められている(通常非公開)。

三重塔

飛騨高山藩藩主金森氏の支援で建てられた1615年(元和元年)に建てられた五重塔があったが災害で失われ、現存の塔は1821年(文政四年)の再建。高さ約22メートル。心柱には仏舎利を納め大日如来像を安置する。

さるぼぼ堂

さるぼぼとは古くから飛騨地方で造られている魔除け、お守り人形のことで、境内の一角にはさるぼぼの石像が置かれており、撫でれば願い事が叶うとされる。

飛騨国分寺塔跡

聖武天皇は国分寺建立の詔のなかで七重塔を建て、自らが写経したお経を納めるように命じているが、境内には奈良時代に建てられた七重塔の跡らしきものが残されている。

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御朱印・御朱印帳

種類 「医王殿」の1種類。
貰える場所 境内社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 大イチョウ、本堂、三重塔が描かれた御朱印帳があります。

 
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