[spp]
基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(天台宗) |
アクセス | 養老鉄道揖斐駅から名阪近鉄バス・揖斐川町コミュニティバス谷汲山行・横蔵行で「谷汲山」下車すぐ。駐車場あり。 |
概要 |
谷汲山華厳寺は岐阜県揖斐郡揖斐川町にある天台宗の寺院。 寺伝によれば、798年(延暦十七年)、奥州会津の領主大口大領が京都で造らせた十一面観音像を会津に持ち帰ろうとしていたところ、美濃国赤坂(現岐阜県大垣市赤坂)で突然動かなくなり、これより北五里の山中に結縁の地があると告げたので当地に運ばれ、山中に庵を結んでいた豊然上人と協力してお堂を建てたのが始まりとされる。 この時、谷の岩間から湧き出る油を汲んで灯明に使用したといわれ、917年(延喜十七年)には醍醐天皇より「谷汲山」の山号と「華厳寺」の寺名を贈られたと伝えられる。 また944年(天慶七年)に朱雀天皇によって勅願寺とされ、平安時代中期には花山法皇が訪れて御詠歌を奉納し、西国三十三観音霊場の霊所と定めたといわれている。 南北朝期に戦乱に巻き込まれて衰退したが、1479年(文明十一年)年薩摩国慈眼寺の道破拾穀が再興。 唯一近畿地方以外にある西国三十三所の札所であり、現在では桜や紅葉の名所としても知られる。 |
見どころ | 仁王門、本堂、笈摺堂、満願堂、奥の院 |
拝観時間 | 9時~17時(入山は16時30分まで) |
拝観料 | 境内自由 |
サイト | http://www.kegonji.or.jp/ |
住所 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23 |
[gad]
谷汲山華厳寺の見どころ
仁王門
境内入口に位置する重層門。
現存の建物は江戸時代の宝暦年間(1751-64年)の再建。左右には仁王像を安置し、奉納された巨大な草鞋が掛けられている。
本堂
仁王門を入って真っ直ぐ進み階段を登ると本堂がある。
建物は1879年(明治十二年)の再建。堂内には秘仏の本尊十一面観音像や平安時代の作とみられる毘沙門天像(重文)、不動明王像を安置する。
また柱には三十三ヶ所を歩いた後に触れると精進落としになるという「精進落としの鯉」の彫り物があり、地下では仏の胎内に見立てた空間を巡る戒坦めぐり(戒壇巡り)を体験することができる。
笈摺堂
本堂背後左手にある小さな建物。
花山法皇が参詣した際に笈摺(巡礼の際に羽織る衣服)に添えて三種の御詠歌を奉納して以来、この三十三ヶ所巡りを終えた人はこのお堂に笈摺を納めることになっているという。
満願堂
笈摺堂の更に奥にある建物。堂内には十一面観音像を安置。巡礼を終えた人はここに納め札を納めることになっている。
奥之院
満願堂からさらに奥に進んだ山中にあるお堂。参道には西国三十三ヶ所各霊所の観音像が祀られている。
広告
御朱印・御朱印帳
種類 | ①「大悲殿」の御朱印、②「満願堂」の御朱印、③「笈摺堂」の御朱印、④「阿弥陀如来」の御朱印、⑤「荼枳尼天」の御朱印、⑥「水琴弁財天」の御朱印。 |
貰える場所 | ①-③は本堂内納経所、④-⑥は塔頭の明王院で貰える御朱印。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | 本体にはないようですが明王院には折鶴がデザインされた御朱印帳があります。 |
[gad45]
広告
0