雨引観音(楽法寺)

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


0

種類 寺院(真言宗豊山派)
アクセス JR水戸線岩瀬駅からタクシーで10分。無料駐車場あり。
概要 雨引観音は茨城県桜川市にある真言宗豊山派寺院で正式には雨引山楽法寺という。
寺伝によれば587年(用明天皇二年)に中国の梁から渡来した法輪独守居士(楽法居士)によって開かれたと伝えられ、推古天皇の病気平癒を祈ったことで勅願寺になったという。
730年(天平二年)には光明皇后の安産を祈って自ら写経した法華経を当寺に奉納したといい、現在でも安産にご利益のある寺として知られ戌の日には多くの人が安産祈願に訪れる。
雨引山の山名は821年(弘仁十二年)に大干ばつが起こった際、降雨を祈って見事雨が降ったことから嵯峨天皇より贈られたものとされる。
山中の境内は桜やあじさいなどの花々の名所として知られ、なぜか孔雀も飼われている。坂東三十三箇所第二十四番札所、東国花の寺百ヶ寺茨城六番。
主な行事には、元朝大護摩供養(1月1日)、桜祭(3月上旬~4月下旬)、マダラ鬼神祭(4月中旬)、ぼたん祭(4月下旬~5月上旬)、つつじ祭(5月初旬)、あじさい祭(6月~7月)、紅葉祭(11月中旬~下旬)、除夜大祭(12月31日)がある。
見どころ 磴道とあじさい仁王門本堂多宝塔
拝観時間 8時30分~17時
拝観料 境内自由
サイト http://www.amabiki.or.jp/
住所 茨城県桜川市本木1

[gad]

雨引観音の見どころ

磴道とあじさい

仁王門に至る磴道(とうどう)は1821年(文政四年)に完成したもの。
145段あるという石段を「南無観世音菩薩」と唱えながらの登れば厄除けにご利益があるといい、その両脇には約3000株のあじさいが植えられている。

仁王門

境内入口に位置する重層門。
現存の建物は1628年(天和二年)の再建だが、元は鎌倉幕府第六代将軍宗尊親王の支援で建てられたものといい、左右には鎌倉時代の仁王像を安置する。

本堂

現存の建物は1682年(天和二年)の再建で、彫刻は左甚五郎の兄弟弟子円哲の作とされる。
堂内には秘仏である本尊の観世音菩薩立像とその御前立の観世音菩薩立像(共に重要文化財)が安置されている。

多宝塔

本堂の隣に位置する建物。
光明皇后の寄進で建てられた三重塔がもといい、現存するものは1853年(嘉永六年)の再建。

東照宮

本堂の近くにある小さな御堂で、東照大権現(徳川家康)と山王大権現を祀る。
徳川家康は当寺に寄進したこともあり、家康の死後東照宮が建てられた。現存の建物は1727年(享保十二年)の再建。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 坂東三十三観音霊場第二十四番「延命観世音」の1種類。
貰える場所 境内寺務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 境内が描かれた御朱印帳があります。値段は1500円、サイズは16×12㎝。

 
[gad45]

広告