大洗磯前神社

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価


0

種類 神社
アクセス 鹿島臨海鉄道大洗鹿島線大洗駅からバスで「大洗神社前」または「大洗磯前神社下」下車(本数が非常に少ないので時刻表要確認)、徒歩35分。駐車場あり。
概要 大洗磯前神社は茨城県大洗市にある神社で大己貴命と少彦名命を祭神とする。
「日本文徳天皇実録」に掲載されている記事によれば856年(斉衡三年)、製塩業に従事していた付近の住民が夜間海上が光りかがくのを見て不思議に思っていたところ、翌日海辺で2つの怪石を見つけ、次の日にはその周りに20あまりの小石が現れ、更に住民の一人が神がかりして「我は大奈母知(大己貴命)、少比古奈命(少彦名命)なり。昔此の国を造り訖へて、去りて東海に往きけり。今民を済わんが為、亦帰り来たれり」と告げたという。
その石の片方を祀ったのが当社の始まりとされ、もう片方は那珂川の向こうに祀られ酒列磯前神社(現ひたちなか市磯崎町)が創建されたという。
その後、927年(延長五年)に成立した「延喜式神名帳」には名神大社として記載され、近代社格制度のもとでは国幣中社に列せられている。
主な行事には、歳旦祭(1月1日)、節分祭(2月3日)、清良神社祭(3月1日)、夏越大祓式(6月30日)、例大祭・八朔祭(8月25日)、有賀祭(11月11日)、年越大祓式(12月31日)がある。
見どころ 神磯の鳥居本殿清良神社大洗海洋博物館
拝観時間 境内自由
拝観料 境内自由(大洗海洋博物館は有料)
サイト http://oarai-isosakijinja.or.jp/
住所 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町6890

[gad]

大洗磯前神社の見どころ

神磯の鳥居

大己貴命と少彦名命の2神が降り立った場所とされる磯に建つ鳥居。
景観が美しいことで知られ当社を訪れた水戸藩第二代藩主徳川光圀(水戸黄門)は「あらいその岩に砕けて散る月を一つになしてかへる月かな」という歌を残している。
撮影ポイントとして人気が高く特に初日の出の際には多くの人が押し寄せる。

本殿

現存の社殿は徳川光圀の寄進で1690年(元禄三年)に建てられ、1730年(享保十五年)に現在地へ移されたもの。
祭神大己貴命(おおなむちのみこと)=大国主命は天孫降臨以前に葦原中国(日本)の主だった神で、少彦名命(すくなびこなのみこと)は大国主と共に国造りを行い後に常世の国へ去った小さな神。

清良神社

大洗磯前神社の末社のひとつで小幡宥円を祀る。
小幡宥円は戦国時代末期に小幡城(現東茨城郡茨城町)城主だった武将で、大洗へ参詣に際に水戸城の江戸氏に討たれて死んだが、その後祟りを起こしたため祀られるようになったという。

大洗海洋博物館

境内にある博物館で海洋生物の標本や船の模型などが展示されている。
開館時間は、4月-9月が8時30分~17時、10月-3月が8時30分~16時30分。入館料は大人500円・中高校生300円・小学生以下200円となっている。

広告

御朱印・御朱印帳

種類 「大洗磯前神社」の1種類。
貰える場所 本殿近くの社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 神磯の鳥居が描かれたかっこいい御朱印帳があります。サイズは16×11㎝、値段は1000円。

 
[gad45]

広告