石室神社

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 神社
アクセス 伊豆急行線伊豆急下田駅から石廊崎方面行バスで「石廊崎灯台」下車、徒歩20分。
概要 石室(いろう)神社は静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎にある神社。
正確な創建の事情は不明だが、社伝によれば701年(大宝元年)に社殿が建てられたのが始まりといい、当初は観音像を安置していたが、役行者(役小角)が石廊権現(伊波例命)を祀ったとされる(また5世紀頃秦氏がその祖である弓月君を祀って創建したという説もある)。
927年(延長五年)にまとめられたの延喜式神名の「伊波例命神社」が当社とされるが、はっきりはしない。
明治以前は石廊権現や石廊崎権現と呼ばれたが、神仏分離令により仏教的要素は一掃され、石室神社と称するようなった。
伊豆半島の先端に位置する石廊崎は絶景で知られ、近頃はパワースポットとしても人気がある。
見どころ 本殿、熊野神社
拝観時間 日中
拝観料 境内自由。
サイト なし
住所 静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎125

石室神社の見どころ

本殿

現存する建物は1901年(明治三十四年)の再建。
断崖絶壁の上に帆船の帆柱を基礎して建っており、この帆柱については、江戸時代のある時、石廊崎沖で難破しかけた播磨国の船が帆柱を奉納するので救ってくれるよう石廊権現に祈願し、無事江戸に辿り着いたが、奉納をすっかり忘れて播磨に戻ろうとしたところ、石廊崎の沖で突如船が進まなくなり海が時化てきたため、石廊権現の怒りを感じて帆柱を斧で切り倒すと、大波さらわれて当社の社殿の下に打ち上げられた、といった話が伝えられている。

熊野神社

岬の先端に建つ小さな神社。
名主の娘お静が漁師の幸吉と恋に落ちたが、身分の違いにより幸吉は神子本島に追放されてしまう。幸吉を忘れられないお静はこの毎夜場所で火を焚き、神子本島の幸吉とやり取りを続けたが、ある時、神子元島の火が見えなくなり、居ても立っても居られなずに小舟で海へでた。船は途中嵐に巻き込まれ遭難しかけるが、一心不乱に神に祈り続けたところ上手いぐあいに神子元島に流れ着いて2人は結ばれ、やがて両親も関係を認めるところとなった。
お静が火を焚いていた場所に建てられたのが当社とされ、このような事情から縁結びのご利益で知られる。

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御朱印・御朱印帳

種類 「石室神社」の御朱印1種類。
貰える場所 境内社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。

 
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