金刀比羅宮

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基本情報

知名度 ★★★★★
平均評価


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種類 神社
アクセス JR土讃線琴平駅・琴平電鉄琴平線琴平駅から徒歩約50分(本宮まで)。有料駐車場あり。
概要 金刀比羅宮(金毘羅宮、こんぴらさま)は香川県仲多度郡琴平町にある神社。
正確な創建年代は不明。当初、大国主命を祀り琴平神社と称していたというが、中世には神仏習合が進んで金毘羅大権現と称されるようになり、別当寺として象頭山松尾寺金光院があった。
1001年(長保三年)には一条天皇の支援で社殿が修築され、1156年(保元元年)の保元の乱で讃岐に配流となった崇徳上皇は1163年(長寛元年)に当山で参籠し、死後合祀されるようになった。
戦国期には荒廃が進んだが、別当の宥盛によって再興され、江戸時代になると広く庶民の信仰も集め、「金毘羅参り」の参拝客で賑わうようになった。
明治維新後、神仏分離令、廃仏毀釈の影響で松尾寺は廃寺となり、現在の金刀比羅宮が誕生。近代社格制度のもとでは1871年(明治四年)に国幣小社、1885年(明治十八年)に国幣中社に列せられている。
主な行事には、歳旦祭(1月1日)、初十日祭=初こんぴら(1月10日)、節分祭(2月3日)、桜花祭(4月10日)、例大祭(10月9-11日)、除夜祭(12月31日)がある。
見どころ 鞘橋旧金毘羅大芝居大門宝物館高橋由一館書院旭社本社奥社
拝観時間 4月-9月→6時~18時、10月-3月→6時~17時
拝観料 境内自由。宝物館・表書院・高橋由一館はそれぞれ一般800円、大高生400円、中学生以下無料。
サイト http://www.konpira.or.jp/
住所 香川県仲多度郡琴平町字川西892-1

金刀比羅宮の見どころ

鞘橋

金倉川に架かる橋。1624年(寛永元年)に架けられたのが最初で、十返舎一九の「金比羅参詣続膝栗毛」にも登場する。現存の端は1869年(明治二年)の再建。祭事の時にのみ使用される。

旧金毘羅大芝居

参道途中にある芝居小屋。1836年(天保七年)の建立で、芝居小屋としては現存する日本最古の建造物であり、国の重要文化財に指定されている。今も春には四国こんぴら歌舞伎が上演される。

大門

境内入口に建つ重層門。高松藩主松平頼重の寄進で1649年(慶安二年)に建立。掲げられている「琴平山」の額字は有栖川宮熾仁親王の筆。

宝物館

金刀比羅宮に伝わる宝物を収蔵、展示するための施設。収蔵品には神仏習合時代に金比羅権現の本地仏とされた木造十一面観音立像(重文)などがあり、1905年(明治三十八年)に建てられた建物自体も登録有形文化財となっている。

高橋由一館

洋画家の高橋由一(1828-94年)の作品を展示する美術館。由一は金比羅宮から支援を受けたことがあり、国内の美術館で最も多い27点の作品が収蔵されている。

書院

四脚門、表書院、奥書院はいずれも重要文化財に指定。表書院は1659年(万治二年)に第十代別当宥存が京都の豪商三井八郎兵衛から寄進されたもので、内部には円山応挙、伊藤若冲らによる襖絵が飾られている。

旭社

かつての金堂(薬師堂)を神社としたもので、天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神・伊邪那岐神・伊邪那美神・天照大御神・天津神・国津神・八百万神を祀る。建物は1837年(天保八年)の完成で国の重要文化財に指定。

本宮

現存の社殿は1878年(明治十一年)の再建。大物主命と崇徳天皇を祭神とする。

奥社(厳魂神社)

本宮からさらに石段を登ったところ(所要時間約15分)にある神社で、第四代別当で死後天狗になったともされる宥盛を厳魂彦命として祀る。

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御朱印・御朱印帳

種類 ①「金比羅宮」の御朱印、②「白峰神社」の御朱印、③「嚴魂神社」の御朱印。
貰える場所 ①は本殿近くの授与所、②は白峰神社、③は厳魂神社(奥社)の社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 「笑顔元気くん」というキャラクターが描かれた御朱印帳があります。サイズは16×11㎝、値段は1500円。

 
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