鎌倉宮(大塔宮)

[spp]

基本情報

知名度 ★★★
平均評価




4

種類 神社
アクセス 鎌倉駅から徒歩25分。またはバス(鎌20)で大塔宮下車。
概要 鎌倉宮は神奈川県鎌倉市二階堂にある神社。
祭神の護良親王は後醍醐天皇の皇子で、天皇が元弘の乱(鎌倉幕府の倒幕運動)を起こすとこれに参加して六波羅探題を滅ぼすなど活躍を見せ、建武の新政では征夷大将軍に任じられるが、後に足利尊氏や天皇と対立し、鎌倉に送られ足利直義の監視のもと東光寺に幽閉され、北条時行が鎌倉幕府の復興を企て中先代の乱を起こすと護良親王を奪われることを警戒した直義の命で殺害された。
親王が幽閉されていた東光寺は後に廃寺(年代は不詳)になったが、1869年(明治二年)建武中興に貢献した親王の偉勲を称えるべく明治天皇の命により跡地に当社が創建された。
鎌倉宮の名前も明治天皇の命名だといい、1873年(明治六年)には行幸が行われている。親王の別名から地元では大塔宮(だいとうのみや)とも呼ばれる。
見どころ 社殿村上社宝物殿土牢薪能
拝観時間 境内自由。土牢・宝物殿は2月~12月→9:30〜16:30、12月、1月→9:30〜16:00
拝観料 境内自由。宝物殿は大人300円、小学生150円。団体(30名以上は団体割引あり)。
サイト http://www.kamakuraguu.jp/
住所 神奈川県鎌倉市二階堂154

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鎌倉宮の見どころ

本殿

護良親王を祀る建物。内部には、拝殿内部には護良親王がお守りとして兜のなかに獅子頭を忍ばせていたことに由来するという巨大な獅子頭が置かれている。

村上社

鎌倉宮の摂社のひとつ。1331年(元弘元年)の元弘の乱で親王が吉野で幕府軍に敗れ捕らえられそうになった際、親王の鎧と直垂を身にまとい「我こそは後醍醐天皇の皇子、護良親王だ。切腹の手本を示そう」と言い、身代わりとなり親王を逃がしたというエピソードを持つ忠臣村上義光を祀る。拝殿の右側には村上義光の像があり、身代わり様と呼ばれている。

宝物殿

建物は明治天皇の行幸の際の行在所とし建設されたもので、後に関連資料等を展示する宝物館となった。護良親王像や天皇の御真筆の「鎌倉宮」の額などが展示されている。

土牢

本殿の裏辺りには護良親王が9ヶ月間に渡って幽閉されていた場所と伝えられる土牢が残されている。

薪能

毎年10月の初旬には鎌倉宮境内で「鎌倉薪能」が行われる。中世の神事能を現代に蘇らせるべく鎌倉観光協会の主催で1959年(昭和三十四年)に始まったもので、秋の風物詩となっている。

御朱印・御朱印帳

種類 「鎌倉宮」の一種類。
入手場所 拝殿手前右側の社務所。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 獅子頭が描かれたシンプルなデザインの御朱印帳があります。
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アクセス・駐車場

鎌倉駅から徒歩

鎌倉駅から徒歩で行く場合は、東口を出て(江ノ電の場合は地下道を通り東口側に回る)、若宮大路を鶴岡八幡宮方面に進み、八幡宮前で右折。しばらく道なりに進み、岐れ路の交差点で左折し道なりに歩けば到着。所要時間約25分。

鎌倉駅からバス

バスを使う場合は、鎌20(大塔宮行き)を利用するして大塔宮で下車すれば目の前。朝比奈方面に向かうバス(鎌23、鎌24、鎌36)に乗り、岐れ路で下車して歩くこともできる。

駐車場

車で行く場合は、鎌倉宮横にある観光協会運営の鎌倉宮横駐車場(二階堂87−1)を利用するのがおすすめ。料金は、平日土日祝日とも普通車1時間430円、大型車1時間1600円となっている。

 
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