英勝寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価


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種類 寺院(浄土宗)
アクセス 鎌倉駅から徒歩12分。
概要 英勝寺は鎌倉市扇ヶ谷にある浄土宗の寺院で、現在の鎌倉では唯一の尼寺。
開基の英勝院(お勝の方)は江戸城築城で有名な太田道灌の曾孫太田康資の娘であり、徳川家康に仕えやがて側室となった人物。はじめお梶と呼ばれていたが、彼女を戦場に連れていくと必ず勝利したことからお勝と呼ばれるようになったといい、家康との間に市姫をもうけるが、この子は早世し、その後は水戸徳川家の祖となる家康の十一男頼房の養母となり、家康が死去すると出家して英勝院を名乗り、幕府の援助を受けて太田道灌の屋敷跡地である現在地に英勝寺を開いた。
開山となった玉峯清因は徳川頼房の娘で、代々水戸徳川家の女性を住持として迎えている。そのため水戸の御殿とも呼ばれ、江戸幕府から手厚い保護を受けた。
1636年(寛永十三年)の創建であり、それほど古くはないが火災にあっておらず貴重な事物も多い。
見どころ 山門仏殿祠堂植物
拝観時間 9~16時
拝観料 300円
サイト なし
住所 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-16-3

英勝寺の見どころ

山門

仏殿手前に建つ重層門。江戸時代前期の建立で、神奈川県指定文化財となっている。掲げられている「英勝寺」の扁額は後水尾天皇の筆。

仏殿

境内中央に位置する建物。棟札には寛永十三年(1636年)に英勝院が建立とあるが、梁牌には寛永二十年(1643年)と徳川頼房の名が刻銘されている。典型的な折衷様式の建物で、内部には徳川家光の寄進した本尊の阿弥陀三尊像が安置されている。

祠堂

1642年(寛永十九年)に亡くなった英勝院を祀るお堂。頼房の子・徳川光圀が寄進したものとされ、日光東照宮を思わせる派手な装飾が施されているが、通常直接見ることはできない。

植物

境内には彼岸花、シダレザクラ、サクラ、フジ、ヤマブキ、スイセン、ヒイラギなど様々な植物が植えられており、ワビスケツバキとトウカエデは市の天然記念物に指定されている。また、裏山には、竹林もある。

御朱印・御朱印帳

種類 「南無阿弥陀仏」の1種類。
入手場所 拝観受付。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないと思われます。
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アクセスと駐車場

鎌倉駅から

JR鎌倉駅西口改札を出て、直進するとスーパー紀伊国屋が見えてくるのでその手前の信号を右折。後は道なりに歩けば到着。所要時間は約10分。

鶴岡八幡宮から

八幡宮正面に面する道路を北鎌倉方面に進み角を小町通りの方に左折。小町通りには入らず、すぐに右折し道なりに進めば到着。所要時間約6分。

駐車場

英勝寺に専用の駐車場は無いので車の場合は有料民間駐車場を利用。近くには収容台数の少ないコインパーキングしかないので、八幡宮周辺の駐車場を使った方が安全かも知れない。

 
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