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知名度 | ★★ |
平均評価 | |
種類 | 博物館 |
アクセス | JR横須賀線鎌倉駅から徒歩10分 |
概要 |
鎌倉国宝館は神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮境内に建つ市立博物館。 鎌倉市内や近隣の社寺から寄贈された仏像、彫刻、絵画、工芸、書跡、古文書などが所蔵、展示されている。 館内は撮影禁止となっているので注意。 |
見どころ | 十二神将立像、薬師如来立像、蘭渓道隆像、当麻曼荼羅縁起絵巻、籬菊螺鈿蒔絵硯箱、沃懸地杏葉螺鈿平胡籙、沃懸地杏葉螺鈿太刀、蘭渓道隆墨蹟 法語規則、金剛般若経、氏家浮世絵コレクション |
開館時間 | 9時~16時30分。月曜日(祝日の場合は翌平日)、展示替期間、特別整理期間、年末年始は休館。 |
入場料 | 展示会の内容により変動する。概ね300~500円 |
サイト | http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/ |
住所 | 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-1 |
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鎌倉国宝館の見どころ
十二神将立像
十二神将とは薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる十二体の武神。宮毘羅大将(亥神)、伐折羅大将(戌神)、迷企羅大将(酉神)、安底羅大将(申神)、頞儞羅大将(未神)、珊底羅大将(午神)、因達羅大将(巳神)、波夷羅大将(辰神)、摩虎羅大将(卯神)、真達羅大将(寅神)、招杜羅大将(丑神)、毘羯羅大将(子神)からなる。元はインドの神であるが、中国で十二支と結び付けられ信仰されたためそれぞれに十二支が割り当てられている。国宝館所蔵のものは8躰が鎌倉時代に造られたもので、残り4躰は後に補われたもの。神奈川県の指定文化財となっている。
沃懸地杏葉螺鈿太刀(衛府の太刀)
鶴岡八幡宮に伝わる太刀。鎌倉時代に造られたもので、『新編相模風土記稿』には「頼朝の帯せし物云ふ」と記載されている。希少価値は高く国宝に指定されている。
蘭渓道隆墨蹟 法語規則
鎌倉時代中期に宋から渡来し建長寺を開山した禅僧蘭渓道隆の墨蹟。「法語」は衆僧の怠慢を戒め、参禅弁道を教示したもので、「規則」は行規の厳格を要求し、違反者には罰を科すもの。国宝に指定されている。
氏家浮世絵コレクション
昭和初期に製薬会社を起こし成功を収めた氏家武雄氏が蒐集した肉筆浮世絵画コレクション。保存を目的として鎌倉国宝館内に設立された「財団法人氏家浮世絵コレクション」によって管理されている。
沿革
1923年(大正十二年)の関東大震災で大きな損害を受けた鎌倉では寺社も多数倒壊し、貴重な文化財が損失する事態となった。
こうした災害から文化財にを護り、また閲覧にも適した施設とした企画されたのが鎌倉国宝館であり、建設資金の捻出に苦しんだが、鎌倉同人会などの尽力により1928年(昭和三年)に開館する。
建物は日本銀行小樽支店、鳩山一郎邸などで知られる建築家岡田信一郎の設計によるもので、鉄筋コンクリート高床式校倉造。
また入り口の窓にある星月のマークがかたどられたステンドグラスは小川三知の作品。建物自体も国の登録有形文化財に登録されている。
アクセス
鎌倉駅から徒歩
JR鎌倉駅東口(江ノ電の場合は地下道を通り東口側にまわる)を直進して若宮大路に出たら、鶴岡八幡宮方面に進む。八幡宮についたら境内に入り、源平池を過ぎた辺りを右折。所要時間は約12分。
鎌倉駅からバス
東口のバス乗り場から京急バス(鎌20、23、24、36)に乗り八幡宮下車、徒歩2分。道が混んでる場合もあるのでバスを利用するメリットはそれほどない。
駐車場
鎌倉国宝館専用の駐車場はないので車の場合は鶴岡八幡宮の駐車場か周辺のコインパーキングを利用。
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