妙本寺

[spp]

基本情報

知名度 ★★
平均評価




5

種類 寺院(日蓮宗)
アクセス JR横須賀線鎌倉駅から徒歩8分。
概要 妙本寺は神奈川県鎌倉市大町1丁目にある日蓮宗の寺院。
1260年(正元二年)の創建で、開基は比企大学三郎能本、開山は日蓮あるいは弟子の日朗。
当地は比企ヶ谷と呼ばれ、その名からわかるように鎌倉時代には比企氏の屋敷があった場所。比企氏は比企尼が源頼朝の乳母を務めて以来、頼朝と近しい関係となった一族で、特に比企能員は鎌倉幕府の有力御家人となって威勢を振るったが、北条氏と対立し、1203年(建仁三年)に一族もろともこの地で滅ぼされてしまう(比企能員の乱)。
幼かったために難を逃れることのできた比企能本は、やがて僧侶となり一族の霊を慰めるため妙本寺の前身となる法華堂を創建したとされる。山号の長興山は父能員の、寺名の妙本は母の法名からとらている。
桜や紅葉の名所としても知られる。
見どころ 本堂二天門祖師堂比企一族の墓
拝観時間 9時~16時
拝観料 自由
サイト http://myohonji.or.jp/
住所 神奈川県鎌倉市大町1-15-1

妙本寺の見どころ

本堂

現存の建物は1931年(昭和六年)の再建。堂内には釈迦如来像、日蓮聖人座像などを安置する。

二天門

祖師堂の前にたつ門。現存の建物は1840年(天保十一年)の再建。左右には持国天像、多聞天像を安置する。秋には周囲で紅葉が楽しめる。

祖師堂

境内奥部に位置するお堂。現存の建物は天保年間(1830-44年)の再建。堂内に安置されている日蓮上人像は日蓮在世中の日法による作で、身延山久遠寺、池上本門寺にあるものと同じ木から彫りだされたものと伝えられている。

比企一族の墓

境内には、前述のように当地で滅んだ比企氏の墓とされる宝塔がある。また二天門の右には、二代将軍源家頼と比企の娘若狭局の子で、比企能員の乱で幼くして殺された一幡の唯一残されていた袖を埋めたという袖塚がある。

御朱印(御首題)

種類 ①「南無日蓮大菩薩」、②「妙法」、③「南無妙法蓮華経」。
入手場所 本堂内。
値段 1件300円
オリジナル御朱印帳 ないようです。
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アクセス

鎌倉駅から

JR鎌倉駅東口(江ノ電の場合を地下道を通り東口側にまわる)ロータリーを直進して若宮大路にでて海岸方面に歩く。郵便局の所で左折し、突き当りを右折。橋を超えたところを左に入り道なりにいけば到着。所要時間約8分。

駐車場

境内に無料の駐車スペースがあるので車の場合はこれを利用。バイクや自転車の駐輪も問題ないと思われる。

 
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