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基本情報
知名度 | ★★★ |
平均評価 | |
種類 | 寺院(臨済宗円覚寺派) |
アクセス | 鎌倉駅東口から徒歩30分。またはバス(鎌20)に乗り大塔宮下車、徒歩10分。 |
概要 |
瑞泉寺は神奈川県鎌倉市二階堂にある臨済宗の寺院。 鎌倉幕府の御家人二階堂道蘊(貞藤)を開基、夢窓疎石を開山として1327年(嘉暦二年)に創建された。 1328年(嘉暦三年)、疎石は見晴らしのいい裏山の頂に偏界一覧亭という堂宇を建て、五山僧たちがここでしばしば詩会を催したという。 鎌倉幕府滅亡後は初代鎌倉公方の足利基氏の保護を受け、以後代々鎌倉公方の墓所となり、境内には基氏、氏満、満兼、持氏の墓と伝えられる五輪塔が残されている。 1386年(至徳三年)には関東十刹の第一位に列せられるなど繁栄したが、永享の乱以後は衰微した。 境内には仏殿、地蔵堂、庫裡、鐘楼、客殿などがあるが、客殿以外は新しい。文化人とも縁が深く、境内には久米正雄の墓や高浜虚子、久保田万太郎、大宅壮一、吉田松陰などの碑がある。 |
見どころ |
本堂、地蔵堂、庭園、植物・花、むじな塚 |
拝観時間 | 9時~17時 |
拝観料 | 大人200円、小中学生100円。 |
サイト | http://kamakura-zuisenji.or.jp/ |
住所 | 神奈川県鎌倉市二階堂710 |
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瑞泉寺の見どころ
本堂
山門正面奥に位置する建物。堂内には、1689年(元禄二年)に瑞泉寺を訪れた徳川光圀(水戸黄門)によって寄進された千手観音菩薩坐像を安置する。鎌倉三十三観音霊場第六番札所。
地蔵堂
本堂左手にある建物で、堂内には鎌倉時代後期の木造地像菩薩立像を安置する。この地蔵菩薩像はどこも地蔵の名で知られ、あるとき地蔵堂の堂守が生活の苦しさから逃げ出そうとするとこの地蔵が夢に現れ「どこも、どこも(苦しいのはどこも同じ)」と言ったという伝承が残されている。
庭園
本堂裏には作庭の名手として知られた夢窓疎石の作とされる庭園があり、一時は草木に埋もれていたが、1969年(昭和四十四年)に古絵図に基づいて復元された。背後には大きく掘り込まれた崖があり、独特の景観を呈している。
植物・花
瑞泉寺は「花の寺」といわれることもあるように、季節を通して様々な花が楽しめる。特に梅やスイセン、かえでの紅葉が美しい。
春 | サクラ、山桜、げんげ、藤、白雲木、新緑 |
夏 | アジサイ、桔梗、半夏生 |
秋 | シュウメイギク、ハギ、ケイトウ、フヨウ、紅葉 |
冬 | ツバキ、スイセン、ウメ、オウバイ |
むじな塚
鐘楼近くにある塚のこと。近くの寺の人間がよく瑞泉寺に遊びにきて飲み食いしていたが、実はそれが人間に化けたむじなで、ある時、酒を呑みすぎて正体を現してしまった。驚いた寺の人はむじなを叩き殺したが、後で可愛そうになってここへ葬った。という話からむじな塚と呼ばれる。また、夢窓疎石が説法しているとむじなや狸まで聞きにきたので、そうした獣達のために塚を作ったという話もある。
御朱印
種類 | ①「大雄宝殿」の御朱印、②鎌倉二十四地蔵尊霊場第七番「どこも地蔵尊」の御朱印、③鎌倉三十三観音霊場第六番「千手観世音」の御朱印 |
入手場所 | 山門右手の庫裏。 |
値段 | 1件300円 |
オリジナル御朱印帳 | ないようです。 |
アクセスと駐車場
鎌倉駅からバス
鎌倉駅東口のバス乗り場から鎌20大塔宮行きに乗り終点で下車。鎌倉宮右側の道を進み約15分で到着。
鎌倉駅から徒歩
鎌倉駅から徒歩で行く場合は、東口を出て(江ノ電の場合は地下道を通り東口側に回る)、若宮大路を鶴岡八幡宮方面に進み、八幡宮前で右折。しばらく道なりに進み、岐れ路の交差点で左折し道なりに歩けば鎌倉宮につくので、鎌倉宮右側の道をしばらく行けば到着。所要時間は約35分。
駐車場
境内入口に台数は多くないが駐車場スペースがあり、拝観者はここにとめることができる。バイクや自転車の駐輪も恐らく問題ない。
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